幼・小学部だより

修学旅行に行きました!

 11月28日(木)から29日(金)の1泊2日で、佐賀県と長崎県へ修学旅行に行ってきました。1日目の佐賀県立宇宙科学館では、無重力体験やペットボトルロケット飛ばし、―20℃の体験、地震体験、リニアモーターカー体験など、様々な体験を通して宇宙や地球についての知識を深めることができました。中でも無重量体験では、地球や月、冥王星の重力の違いを体感することができ、冥王星(重力が地球の16分の1)では、1回のジャンプで地上から5mほどの高さまでジャンプでききることにとても驚いていました。

 次に、長崎県の平和公園、 原爆資料館へ行きました。平和祈念像の前で記念撮影をしたり、原爆資料館では、熱心に展示物を触って確かめたり、点字の説明を読んだりして、事前学習で学んだ平和学習とつなげて考えたり、深めたりすることができました。みんなで1羽ずつ折った折り鶴も無事に渡すこともできました。後日、お礼のお手紙もいただきました。

 その後、宿泊施設の長崎ブルースカイホテルで、温泉に入り豪華な夕食を食べて、1日を終えました。

 2日目は、長崎県立盲学校との交流を行いました。2年前からオンラインでの交流を重ねていたので、実際に会うのは今回が初めての児童も、すぐに打ち解けて話が盛り上がっていました。初めは、お互いの校歌を歌い、次の転がしグランドゴルフでは、子どもチームと大人チームで対戦しました。しっかり話し合って作戦を立てた子どもチームの圧勝で終わりました。最後は、昨年度長崎で行われた九州盲学校音楽大会のテーマソング「空も飛べるはず」を合唱し、別れを惜しみつつ再会を約束して長崎盲を後にしました。

 最後は、オランダ坂にある瑠璃庵で、ガラスのペンダント作りを体験しました。カラフルな色のガラスのビーズを組み合わせて、自分好みのペンダントを作ることができました。昼食後は、お土産をたくさん買って、学校へ出発しました。

 2日間、バスの中では子どもたちの元気なおしゃべりや歌声が響いていましたが、さすがに帰りのバスは、しーんと静まりかえっていました。様々な体験を通して学習を深めると共に、友達と思い切り楽しんだこの2日間は、何よりの宝物になったことだと思います。