中学部だより

中学部より

校内放送

昼休みには校内放送をしています。毎回担当者がが変わります。今日は中学部F君と、高等部N君。

体育祭の案内、リクエスト曲の紹介をそれぞれしてくれました。

とてもアナウンスが上手です。

熊本市中体連柔道大会個人戦出場

中学部3年藤原君が、中体連柔道大会男子60kgの部に出場しました。

会場は、多くの選手と関係者で熱気。

試合前には緊張。試合開始、強気で積極的に攻め仕掛け、いい試合運びでしたが、残念ながら敗戦。

悔しさをバネに、次回の大会に向け、さらに稽古に励んでほしいです。

 

柔道稽古!中体連目前!

日曜日は、熊本市中体連柔道大会に中学3年の藤原君が出場します。

東京パラ柔道出場平井先生、学生日本一経験者木原先生、担任であり柔道経験者である東川先生3人に、打ち込み。

ハードな稽古に気力を振り絞り、弱音を吐かずに挑む姿勢が素晴らしかった。この努力が試合での自信と気迫につながることでしょう。

がんばれ!

火災避難訓練を実施しました。

本校2階から出火したとの想定で、火災避難訓練を実施しました。グラウンドにて避難が完了した後、水消火器を使って消火訓練も行いました。あらためて防災意識を高めることができました。

中学部重複学級掲示板

野菜の苗を買いに行った様子や、苗を植えたときの様子が掲示板に掲載されています。

「やさいの苗をかいました」

「とれたていちばに いきました」

「土や葉をたくさんさわったよ」

「球根をぬいたよ!」

 

きのこ・紫陽花

校庭の芝の上に大きな丸いふわっとしたものを発見。

きのこがニョッキとはえてました。

名前はなんなのでしょうか。 

中庭には紫陽花も咲いています。

雨に濡れて美しいです。

 

中学部・高等部 合同弁論大会

 4月28日(木)に、共同教室で中学部・高等部合同校内弁論大会が行われました。この大会は、6月上旬に行われる九州地区盲学校弁論大会(九盲弁)の校内選考もかねて実施したものです。

 当日は、高等部1年岩佐さんのスムーズな進行のもと、総勢18人の生徒が自分の考えや思いを熱く伝えてくれました。弁論のテーマは自由です。自分の夢や、学習で頑張っていること、趣味などについて、一人一人の思いが詰まった内容で、参加された保護者や職員も生徒たちの主張に引き込まれ、聞き入っている様子でした。

 「言葉にして伝えること」「他の人の見方や考え方を知ること」の大切さを改めて感じられる大会となりました。

幼稚部修了証書授与式 小学部・中学部卒業証書授与式

3月11日金曜日

令和3年度の幼稚部修了証書授与式並びに小学部・中学部卒業証書授与式を

行いました。

本年度の幼稚部修了生は、1名

小学部卒業生は、    3名

中学部卒業生は、    2名

でした。

 

天候にも恵まれ、心地よい青空の下で修了生・卒業生を送り出すことができました。

修了生・卒業生のみの参加でしたが、在校生からのあたたかい送辞のビデオメッセージが届きました。

答辞では、各学部でそれぞれの思い出を語ったり、今後の目標を発表したり、これまでお世話になった保護者や先生に向けて感謝の気持ちを伝えたりすることができました。

立派なその姿には、多くの方が感動され、成長を感じられたことと思います。

これまでの学びを胸に、それぞれの進学先で頑張ってください。

 

中学部 長距離走記録会

 12月10日(金)の3~4時間目に中学部と高等部で長距離走記録会を行いました。

 この日に向け、1か月にわたって体育や自立の時間で長距離走やウォーカーでの練習に一生懸命励んでいました。

 当日は、保護者方をはじめ、たくさんの声援を力に変え、全員が練習よりも早いタイムで走ることができました。

 走り終えた後は、最後まで走りぬいた喜びや達成感にあふれた表情で、生徒たちの自信にもなったと思います。この経験を活かして、今後も目標をもって活動に取り組んでいきます。

 

地震避難訓練

 11月22日(月)に、地震避難訓練を行いました。

 実際の災害時は、屋外へ避難しますが、訓練当日は天候が悪かったため、今回は体育館への避難となりました。緊急放送が流れた後、幼児・児童・生徒たちは、指示に従って速やかに避難しました。

 実際に災害が起きた時のことを考えて、助け合い、スムーズに避難することができました。

 

 訓練の後は、災害時用の段ボールベッドの組み立て体験を行いました。各学部で1つずつ、ベッドの土台になる部品を組み立て、最後に、それを合わせて1つのベッドが完成しました。

 完成したベッドを触ったり、実際にベッドに寝てみたりと、実際に防災用品に触れることができて、とても貴重な経験となりました。

 いつ、どこで大きな災害が起こるか分かりません。今回の訓練で得たことを、今後の防災に生かしてもらいたいと思います。

中学部 文化祭の発表

 10月29日(金)、2年に1度の文化祭が開催されました。今回は、新型コロナウイルス感染予防のためオンライン開催となりました。「つなげよう 個性あふれる笑顔の輪」という文化祭スローガンは、各学部が個性と笑顔あふれるステージ発表をオンラインでつないで輪を紡ごうという思いが込められています。

 中学部では、「おでかけ!ふしぎ発見!」と題して、総合的な学習の時間で学習した内容をクイズ番組仕立てで発表しました。総合的な学習の時間では、公共交通機関の利用について学び、生徒たちが校外学習を実際に企画して行くという学習を行っています。ICカードの有用性、バスの時間や行き先の調べ方、車椅子でのバスの利用方法など、校外学習の企画を通じて学んだことを生徒たちがクイズにして、観客(中学部の保護者や関係者)を巻き込んでの発表を行いました。校外学習先などで撮影したVTRや生徒たちの演技も交え、実際のテレビ番組のように仕上がりました。練習では、「この台詞はもっと変えた方がいい」、「テロップは立てられた方がいいね」など、生徒たちが自ら意見やアイデアを出し、ステージ発表を作り上げてきました。当日は、練習を含めてこれまでで一番素晴らしい発表をすることができ、生徒たちは達成感と自信を感じている様子が見られました。

 

 

 

6月食育月間の取組

   6月は、食育月間として、各学部の授業に本校の栄養教諭が参加し、食育に関するさまざまな取り組みがありました。

    小学部では、給食後に出た一週間分の残さいを通し、「食品ロス」について学びました。1週間分の残さいなら一人で持てるといっていた児童は、残さいの重さを再現した道具(10kg)に触れた瞬間驚いており、「持てない」という言葉をもらしていました。

    中学部、高等部では、厨房で使用する道具に触れ、その大きさや重さ、家庭にある道具との違い等について体験をしました。その中で、『食缶を直接火にかけて調理をしている』と誤解していた生徒がおり、新たな発見と驚く場面がみられ、興味・関心をもって体験する姿がありました。普段、何気なく食べている給食について、感謝の気持ちや理解を深めるよい機会となりました。

 

中学部だより No.9(11月9日号)

中学部では、定期的に3学年合同での道徳の授業を行っています。本校中学部は、1学級の人数が少ないので、こういった集団での授業は生徒たちにとって毎回刺激的な学びの場となっています。

11月4日(水)に、「会話を続けよう、楽しもう」という題材で「自分自身に関すること」、「他の人とのかかわりに関すること」の授業を行いました。本時は、会話をする際、他者への質問と応答に対する反応の仕方について考えることを主な学習内容として、教師同士のロールプレイを見たり、実際に生徒同士で会話してみたりして意見交換を行いました。生徒からは、「この話題を振ったら相手がどんな気持ちになるかを考えることが大切」「応答に対して、追い質問や肯定的なリアクションがほしい」といった様々な意見が上がりました。授業後にプロフィールシートを廊下に掲示したので、休み時間等に友達のプロフィールシートを読んで、本時で学習したことを踏まえながら友達同士で会話を楽しんでもらいたいと思います。

 授業の様子プロフィールシート

中学部だよりNo.8(8月6日号)

 1学期の中学部生徒会の活動をご紹介します。

 6月12日(金)、新入生歓迎会を行いました。生徒たちが中心となって、新入生が早く中学部生活になじめるようにと考えながら、内容等を計画、準備しました。始めに1人ずつ簡単に自己紹介をした後、「この人は誰でしょうクイズ」をしました。事前アンケートをもとに、「お菓子作りが趣味の人は誰でしょう?」などと中学部の生徒や先生たちについてのクイズを楽しみました。

 7月3日(金)、生徒総会を企画、運営しました。文化図書委員会、保健体育放送委員会、生徒会からそれぞれ今年度の活動計画を発表し、お互いの活動計画について活発に質問や意見交換が行われました。「委員会で検討して後日報告します」など、集団としての対応を学ぶ非常に有意義な機会となりました。

 生徒会の生徒たちは、コロナウイルス感染予防を念頭に置きながら、時間短縮や場の配置の工夫、活動内容の選定など一生懸命企画・運営をしていました。2学期も期待しています。

 新入生歓迎会の様子生徒総会の様子

中学部だより No.7 (5月18日号)

 中学部では、例年近隣の東町中学校と交流会を行っています。その時、東町中学校の生徒さんたちが驚かれることの一つが、点字で学習する生徒たちの教科書の厚さです。

 2年生の英語の教科書を例に取ると、一般の教科書は7ミリの厚さですが、点字の教科書は3冊で合計12センチです。点字の大きさや行の間隔などが決まっているので、これだけの厚みになるのです。

 では、3年生の英語の教科書の厚さはどうでしょうか?学年が上がると英文の量がぐんと増えます。15センチ?20センチ?答えは同じ12センチです。

厚みが変わらない理由は、点字の英語独特の「縮約語」です。これは、英語を速く読むために作られたものです。例えば、「but」は「b」、「people」は「p」で表します。ほかにも、色々なルールで単語を短く書き表すことで、1枚の紙により多くの英文を書くことができます。

 点字使用の生徒は、2年生から縮約語を学びます。正しいつづりと縮約語で書くつづりと2重に覚える大変さがありますが、読むだけでなく書く時間も短縮できるので、とても便利です。2・3年生の皆さん、毎日少しずつ練習してマスターしていきましょう!

縮約語の学習がない生徒の皆さんも、教科書やテレビ、ラジオなど身の回りの英語にたくさん触れて、楽しく勉強を続けてください。

 6月の学校再開まで2週間です。また一緒に楽しく学習できる日まで、生活リズムや体調をしっかり整えておきましょう。

(文責:中学部 渡邉幸美)

 

中学部だより No.6(5月14日号)

 ホッと一息、頭の柔軟体操です。

 

「一般的な円柱の缶コーヒーにおいて、底面の円周と缶の高さでは、どちらが長いですか?」

 

 答えは「円周の方が長い」です。これを実際に確かめるには、4本の缶を準備します。缶を3つ隙間なく並べたときの横幅と、缶の高さ(缶を横に倒して比べる)を比べると、缶3つの横幅の方が長いことが分かります。つまり、

 

 (缶の高さ)<(底面の直径)×3<(底面の直径)×(円周率)=(底面の円周)

 

となります。面白いですよね。説明を聞くと簡単ですが、これを思いつく人は本当にすごいと思います。

 コロナで自粛の日が続きますが、みなさんも身の回りの面白いことを調べたり、時には見つけることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

文責:中学部 東川堅一