中学部より
中学部修学旅行に行ってきました!
11月13~15日の2泊3日、中学部3年生3名は広島県へ修学旅行へ行ってきました。
新幹線、広電、フェリーの公共交通機関を利用して、原爆ドームや宮島など広島県の観光名所を訪れました。
広島平和記念公園では、まず被爆体験伝承講話を聞きました。資料館では、瓦や一升瓶・釘の塊など「触る被爆資料」をご用意いただき、原爆の怖さ・恐ろしさについてじっくり触ったり見聞きしたりすることを通して学びを深めることができました。
2日目の宮島では厳島神社の大鳥居はもちろん、もみじ饅頭の手焼き体験・しゃもじ作り体験も行いました。
最終日は、大きな鉄板でみんなで広島お好み焼きづくり体験をしました。自分たちでゼロから作った広島お好み焼きはとても美味しくできました。
3日間通して観光客の多さに圧倒されながらではありましたが、天候にも恵まれ、充実した修学旅行となりました。修学旅行での学びをこれからの学校生活に生かしていきたいです。
中学部・高等部校内弁論大会
6月6日・7日に福岡県で行われる九州地区盲学校弁論大会の選考会を兼ねて、5月2日に校内弁論大会を行いました。これまで何度も原稿を推敲しながら、練習を積み重ねて当日を迎えました。自分の考えや思いをたくさんの人に伝えたり、他の人の発表を聞いていろいろな考えを知ったりすることができました。
学習報告会をしました。
総合的な学習の時間の1年間をまとめた学習報告会をしました。
今年度は「私たちの食と社会」というテーマで、様々な体験活動や実習を行いました。
今回は、その中でも、職場体験(2日間)と宿泊学習(1泊2日)について、一人ずつ報告と今後に向けた意気込みを発表しました。
Hさんは、職場体験でクッキー・パン作りをし、できるようになったことと課題をまとめました。また、職員の方から「様々な職場があるので、後悔のない選択ができるように色々な職場を見てほしい」というアドバイスがあり、今後への期待を述べました。
Fさんは、職場体験で利用者の方と一緒に散歩やカラオケ、清掃活動、読書をしたことを報告しました。職員の方や利用者の方と仲良く過ごすという目標も見事達成し、担当の方からの評価も好評でした。今後も健康に気を付けながら、色々な人とかかわって、頑張っていきたいとのことでした。
Yさんは、宿泊学習での体験活動を報告しました。わくわく座での歴史学習やトランポリン教室体験、クラフトタイルのコースターづくり、夕食の買い出し・調理など、様々な体験をしました。これからも色々なことに挑戦し、楽しく過ごしたいとこのことでした。
会場には保護者の皆様をはじめ、寄宿舎の先生方、他学部の先生方もたくさん来ていただきました。
参観の方から「職場体験や宿泊学習の様子が分かりやすくまとめてあって、良かった」「小学部から知っているけれど、こんなにもできることが増えて、お兄さんお姉さんになっていて、驚いた」などなど、沢山の感想をいただきました。本当にありがとうございました。
【中・高等部】新生徒会任命書授与式
1月に新生徒会役員選挙が行われ、中学部・高等部それぞれに新生徒会が発足しています。
2月1日からの任期開始を受け、校長先生より任命書を授与していただきました。
校長先生からは、
「先生たちからもアドバイスをもらうことはあるかもしれないけれど、生徒会は生徒が主体!盲学校を大いに盛り上げてほしい!!!」
と激励の言葉をいただきました。
中学部・高等部の新生徒会の活躍を大いに期待しています。
満喫!アイススケート体験
12月21日(木)、今年度も青年会議所の皆さんにご招待いただきアイススケート事業が行われました。平成10年度から続いている事業で、貸し切りのスケートリンクを贅沢に使用してのアイススケートの体験です。小学部から高等部普通科までの児童生徒が参加しました。
児童生徒たちは青年会議所の皆さんとペアになり、押してもらったり両手を支えてもらったりしながら、1時間夢中で滑っていました。アイススケートはなかなか体験できることではないので、このような機会をいただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。青年会議所の皆さん、本当にありがとうございました!
職場体験学習
12月上旬、中学部2年生は、職場体験学習が2日間ありました。実習先は、平成学園様(生活訓練)、ライン工房様(就労継続支援B型)といった福祉事業所や、熊本市動植物園様に受け入れていただきました。11月中旬から事前学習を始め、目標設定や実習先についての調べ学習、ビジネスマナー、挨拶の電話のやり方等について学んできました。当日は、慣れない環境の中でも生徒それぞれが一生懸命に実習に取り組んでいる姿がありました。貴重な経験の中で、自身の将来に目を向ける機会になったのではないでしょうか。
ありがとう作文 表彰式&作文発表会
令和5年12月9日(土)くまもと県民交流館パレアで第6回「障害児者・家族の作文発表会」が行われました。
会の最初にはくまモンがサプライズで登場し、表彰と作文発表を前に緊張している児童生徒たちの心を優しく解きほぐしてくれました。盲学校では毎年この「ありがとう作文」に応募しています。一人一人が感じている「ありがとう」の気持ちを、言葉で表現することの大切さ・素晴らしさを今年も強く感じることができました。
受賞した皆さん、応募した児童生徒の皆さん、素敵な作文をありがとうございました!
★☆最優秀賞☆★
小学部5年 Hさん「お父さん、大好き」
中学部2年 Iさん「家族へ」
☆★優秀賞★☆
小学部6年 Fさん「まちばあちゃんありがとう」
小学部4年 Tさん「たくさんのありがとう」
中学部2年 Hさん「寄宿舎の先生方へ」
高等部2年 Fさん「いつも支えてくれる母へ」
高等部3年 Tさん「お母さんありがとう」
KUNDE柔道体験体験会
11月10日金曜日
講道館と日本視覚障害者柔道連盟から講師の先生においでいただき、児童生徒向けの体験会を行いました。
小学部、中学部では受け身や技の指導、東京パラリンピック男子66キロ以下級で銅メダルを獲得した瀬戸選手からのお話をしていただき銅メダルを触らせていただきました。瀬戸選手と実際にKUNDE柔道を体験させていただいた児童生徒もいました。
高等部では講話をしていただきました。講道館からおいでいただいた講師の先生からは柔道の歴史、礼についてお話をしていただきました。瀬戸選手からは視覚障害に対する考え方について、自身の経験をもとにお話をしていただきました。最後にはパラリンピックの銅メダルも触らせていただきました。
長時間にわたり、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
文化祭 みんな素晴らしい発表でした!
今年度の文化祭、中学部は「情熱中学部」と題して、宿泊学習の様子を発表しました。それぞれの生徒が実際に調理したりナレーションを頑張ったりしました。
長崎県立盲学校中学部修学旅行団 来熊
10月5日(木)、長崎県立盲学校の中学部生徒3名と引率の先生方が熊盲に来校されました。一般学級の生徒は9月25日(月)に電話で交流し、中学部全体でも9月28日(木)にオンライン交流をして当日を迎えたので、目の前にお互いがいることを「本物だ~」と確認する姿も見られました。
対面交流では、1 自己紹介、2 すごろくトーク、3 フリートークを行いました。すごろくトークでは、「学校で好きな活動は何ですか?」や「好きな給食は何ですか?」というお題に答え、とても盛り上がりました。フリートークでは、好きな歌手やゲームの話をして共通点を見付け、心の距離がぐっと近付きました。
見送りをするときも最後まで手を振り続けていた生徒たちでした。
本校の一般学級の生徒は「対面交流は難しいと分かっているので、オンライン交流はこれからも続けたいです。」と希望を述べています。また交流できる日を楽しみにしています。
中学部宿泊体験学習
9月21・22日、1泊2日で宿泊体験学習に行ってきました。
1日目は「桜の馬場城彩苑」で熊本の文化や歴史について学び、午後からは宿泊施設に移動し、夕食・翌朝の食事の買い出し・夕食作りを行いました。
2日目は朝から自分のおにぎりを握り、午前中はトランポリン体験、午後からはタイルクラフト「コースター作り」に挑戦しました。
全日程公共交通機関で移動しなければならない中、雨予報でどうなることかと心配しましたが、ほとんど雨に降られることはありませんでした。
いつもなら家族がしてくれること、手伝ってくれることも、この2日間はすべて自分たちでしなければいけません。大変なところもあったと思いますが、友だちと役割分担したり先生と一緒に挑戦したりしながら見事やり遂げることができました。
学校に帰り着いた生徒たちは、疲れた表情を見せながらも達成感に満ちた表情をしていました。今回の貴重な経験を、今後の実生活につなげてほしいと思います。
宮崎県立明星視覚支援学校中学部の皆さんとの交流
6月16日(金)、明星視覚支援学校の中学部生徒3名とオンライン交流を行いました。あいうえお作文での自己紹介、クイズを交えた各校の学校紹介など、30分という短い時間でしたが充実した時間となりました。
生徒たちは、どうすれば自分や学校の魅力が最大限に伝わるかギリギリまで準備をして当日を迎えました。当日は顔を合わせることができた喜びでいっぱいの様子が見られました。声の大きさはもちろん、聞き手を意識した姿勢や大きな身振りを入れながら宮崎県まで思いを発信することができました。
次回は10月に行います。画面越しではありますが、また会えるその日まで楽しみに準備をしたいと思います。
中学部 総合的な学習の時間
中学部の総合的な学習の時間では、「私たちの食事と社会」をテーマに学習に取り組んでいます。
食に関する学習を行う中で、近隣の店舗で、フードドライブという食品の寄付活動があっていることを知り、各家庭から食品を持ち寄り、参加してきました。
集まった食品を触って確かめながら、回収箱に入れました。
乾麺や乾物を袋の上から触り、日頃食べている調理済みのものと大きさやかたさの違いに気づいたり、寄付される食品の種類の多さに驚いたりする様子が見られました。
中学部学部集会
5月2日・23日、中学部学部集会がありました。
今年度は、4月に新しく転入生を迎え、生徒4人・職員6人、計10人の中学部です。
学部集会では、お互いのことをより深く知るために、生徒会が企画した自己紹介クイズを行いました。アンケートで回答した一人一人の「好きなこと」「苦手なこと」「最近一番嬉しかったこと」をクイズ形式で出題し、誰のことか当てるクイズです。「最近一番嬉しかったこと」では、クラスメイトができたこと、トランポリンで遊んだこと、新しい○○を買ったこと(マットレス、ドラム式洗濯機、腕時計…)など、生徒や先生の知らなかった一面が次々と明るみになり大盛り上がりでした。
今年一年間、協力し合いながらよりよい中学部を目指して頑張ります!
宮崎県立明星視覚支援学校中学部との交流
11月16日(水)3限目、本校の共同教室棟にて、宮崎県立明星視覚支援学校中学部の皆さんとの交流を行いました。
はじめに行った「すごろくゲーム」では、3チームをつくり、それぞれサイコロを振り、止まったマスに書かれた課題にチームで取り組みました。「1日で好きな時間は?」「作りたい料理は何?」「好きなテレビ番組は?」など、チームの友達と譲り合いながら発表しあい、楽しみながら、お互いのことを知る良い機会となりました。
明星視覚支援学校文化祭の中学部発表を動画で見せて頂き、宮崎や熊本のことをたくさん調べられていて、本校の生徒たちは勉強になりましたと感想を述べていました。
最後の感想発表では、「楽しかった」「今後もまた交流したい」との言葉が聞かれるなど、1時間という短い時間でしたが、とても有意義な会となりました。 宮崎県立明星視覚支援学校の皆さん、本当にありがとうございました。
中学部A組工場見学(湖池屋九州阿蘇工場)
9月22日、湖池屋九州阿蘇工場へ見学に行きました。事前学習として、20日に芋掘り体験をしたり、21日にポテトチップ作りをしたりしました。
20日、大きなジャガイモが掘れて、甘夏さんはとても喜んでいました。
21日のポテトチップ作りでは、20日に掘ったジャガイモを使いました。洗ったり、ピーラーで皮をむいたり、スライサーで切ったり、いろいろな行程がありました。ジャガイモの表面のザラザラした感触、丸のままの大きさとスライスして薄くなったものとの比較、1つ1つ触って確認しました。スライスしたものはチップスメーカーにのせて、レンジで加熱しました。手作りのポテトチップも良い感じに仕上がり、市販のポテトチップのように、カリッと音をたてながら、美味しそうに食べていました。感想を聞くと、「おいしい。」と言っていました。
いよいよ、22日の工場見学。前日から「工場」と言ったり、当日いつもよりも笑顔多かったりして、それぞれ楽しみにしている様子がありました。バスで向かい、工場に近づくと、ジャガイモのニオイがしました。
まずは湖池屋の創立と熊本工場でのポテトチップ作りの行程の話と動画視聴がありました。説明の中で、盲学校の子どもたちのために特別に、ジャガイモを触る体験が用意されていて、2種類のジャガイモの大きさ、感触の違いを感じることができました。湖池屋という会社名は、小池和夫さんという創設者の名前からだそうです。
マイポテチ作り体験では、厚さの違うポテトチップの食べ比べをしたり、湖池屋さんのポテトチップの最初のフレーバーとなった”のり塩味”を作ったり、8種類のフレーバーを自分好みの味で調合して、思い思いのマイポテチを作ったりしました。その後は、事前にそれぞれ考えていた質問をして、「働くとは」についても触れました。食べたり、作ったり、質問をして関わったりと、楽しく勉強になる時間を過ごすことができました。
中学部A組生活単元学習 紙すき
9月の生活単元学習で、紙すきをしました。
紙すきには、様々な工程があります。①牛乳パックを洗って、水に浸す。②牛乳パックの表面の透明の紙を剥がして、ちぎる。③ちぎったものと水をミキサーにかける。④ミキサーにかけたものを紙すき枠に流して、成形する。⑤網とパルプを離して、乾かす。
1つ1つの工程を言葉にしたり、牛乳パックやパルプの感触を触ったりしながら、自分たちでやってみました。意欲的にやわらかいパルプの感触を触る生徒と触って険しい表情になる生徒と様々でしたが、回数を重ねるたびに慣れていき、牛乳パックを混ぜる時のミキサーの音をよく聞いていたり、透明の紙を剥がすことがうまくなったりしていました。
できた紙を使って、それぞれに普段思っていることを手紙に書いて伝え合い、伝えたことも手紙をもらったことも喜んでいるようでした。他にも、やわらかいパルプで、1学期にみんなで植えたトマトと胡瓜を作り、作品にしました。
牛乳パックを洗っているところです。
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牛乳パックの表面の紙を剥がしています。
手紙を受け取っています。
スイッチを押すとミキサーが動きます。(ミキサーとスイッチをつないでいます)
くまもと障がい者芸術展に出す作品です。
1学期終業式
久々の体育館での終業式でした。
式前に、九州盲学校弁論大会入賞と九盲体準優勝の表彰がありました。
式の後半で、先輩であり本校理療科の平井孝明教諭の講話があり、東京パラリンピック出場までの経緯と心境についてや、これからの柔道とのかかわり方についてなど、熱く語っていただきました。
夏休み直前に、一道を極めようとする先輩の話は、よい刺激になったようでした。
講和の詳細は、【公式】熊本県立盲学校 Instagram (ID kumamou1911)
に掲載
音声式投球パネル「おしゃべりボールぽん」
熊本大学工学部のボランティアサークル「ソレイユ」様より、音声式投球パネル「おしゃべりボールぽん」を贈呈していただきました。これは、揺れると音が鳴るボールを、壁に掛けられたパネルに投げると、当たった場所を音声で教えてくれるものです。
早速、本校中学部の生徒がそれを使ってゲームをしました。ボールが当たった場所が見えにくくても音声で教えてくれるので、弱視や全盲の子どもたちでも自分で把握しやすく、意欲的に取り組むことができました。今回、チーム対抗のゲームを行いましたが、大接戦で盛り上がり、とても楽しむことができました。また、学部全員でゲームをして楽しみたいと思います。
いつも盲学校の子どもたちのために、いろんな教材を開発してくださる熊本大学工学部の「ソレイユ」様に、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
中学部重複学級英語
中学部重複学級K君。
英語が大好きです。英語の歌や挨拶、物の名前を覚えることを楽しんでます。
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校長 仲山 加津恵
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