球磨工ブログ
部落解放第27回熊本県研究集会2
ホームページ管理人の出張日記3日目です。今日も山鹿市カルチャースポーツセンターで開催された部落解放第27回熊本県研究集会に参加しました。
今日は次のような日程でした。
09:00~10:00 分科会受付
10:00~12:00 第1分科会 パネルディスカッション
熊本県内における部落差別の撤廃にむけた取りくみの現状と未来への展望
~「同和」教育・「同和」行政・共闘の視点から~
コーディネーター
合志市地域人権教育指導員 様
パネリスト
熊本県人権同和政策課長 様
熊本県人権同和教育課長 様
部落解放共闘熊本県民会議事務局長 様
熊本県人権教育研究協議会会長 様
部落会報道同盟熊本県連合会執行委員長 様
12:00~13:00 昼食
13:00~15:18 第1分科会 パネルディスカッション
熊本県内における部落差別の撤廃にむけた取りくみの現状と未来への展望
~「同和」教育・「同和」行政・共闘の視点から~
今日は小雨降る肌寒い一日でした。
本研究集会では、事例発表や活動報告が多いですが、第1分科会ではパネルディスカッションが行われ、パネリストから取り組みの現状が述べられました。さらに客席からの意見をまとめたり、質問に答えを出しながら、討論がまとめられ、未来への展望が各パネリストから伝えられました。
・差別問題を社会化(大衆化)を進め、全体の問題として捉えること
・人権学習を通して、自分が変わること(自分を変えることのできない人は、他人を変えることはできない)
・差別事象の解消と未然防止の取り組み
・差別意識をなくすこと
・連携、連帯、共有が大切
上記の内容などが提言されましたが、それらを具現化することが求められており、10年後の水平社100周年では活動がどのようになっているのか楽しみにしながら推進してきましょうとまとめられました。
また、パネルディスカッションでは、教職員に対する厳しい意見(人権に対する意識の低下など)もありましたが、学校での人権教育は必要という意見が多いという現状を踏まえて、学校全体で取り組み、確かな学力の育成と進路指導の充実を目指す人権教育を進めなければいけないという提言もありました。
(おまけで撮ったお弁当の写真が一番インパクトがあるのはご愛敬ということでお許しください。)
行事予定表
11月行事予定.pdfNEW
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