球磨工ブログ

「技術」ボランティアの参加

「技術」ボランティアの参加

 人吉市の鍛冶屋町にある公園を中心に『鍛冶屋町和装シンフォニー♪ ~燈(あか)りと共に~』が開催されますが、今年で2回目です。「昨年は玉名市から協力いただいたが、今年から自分達で竹灯籠400本を設置する予定で、どうしても人手が足りないので協力していただけないか?」と、人吉商工会議所青年部(ひとよしまち燈り実行委員会)より依頼がありました。

 本校の電気科は殆どの生徒が「第2種電気工事士」の国家資格を取得しているため、電気科2年生を中心に声をかけたところ、部活動の試合のない生徒達が集まってくれました。今回参加してくれたのは、電気科2年15名、溶接部(ロボット班)16名、電気工作部2名、職員4名、保護者4名、小学生5名の合計46名で400本の竹灯籠の組立て・設置を行いました。

 設置したのは、2月9日(土)8:30からで、その日は生憎の小雨で寒かったのですが、生徒達は青年部の方々の説明を聞いた後、黙々と作業を行い、予定していた時間より早く作業を終えました。青年部の方々より、「さすが球磨工生、気合いが違う(小雨で寒かったからでしょう!)。作業に無駄がない。私も球磨工・電気科卒業ですが、OBとして鼻が高い」と、高評価をいただきました。10時くらいには、本校生の気合いが通じたのか、雨も止み晴れました。

 第2種電気工事士の資格を持っている生徒は、テーブルタップ(延長コード)の製作および電気配線、機械科(溶接部)の生徒が、竹灯籠の配置および電飾の飾り付けをするなど、それぞれができることを分担して作業を行いました。

 この400本の竹灯籠は、12月から青年部の方が竹を切り出し、1月中旬から人吉職業訓練校の倉庫を借りて毎日製作されてこられました。何とか2月10日(日)の点灯式に間に合わせることができ、ホッとされてました。

 この竹灯籠は、2月10日(日)~3月10(日)の1ヶ月間、19時~22時まで点灯されます。竹灯籠400本は、公園だけでなく、道路にも設置してありますので、是非、鍛冶屋町に来ていただき、見て歩いていただけるとありがたいです。

 

   1月中旬から竹灯籠の製作をされる人吉商工会議所・青年部のみなさん!!

 

 

      電気配線担当の方の説明を受け、製作に入る電気科の生徒達

 

 

     機械科の生徒は、竹灯籠の組立ておよび電飾の設置を行いました

 

 

保護者・小学生も手伝いに来てくれました 最後に点灯することを確認し、記念撮影!!

 

 

  点灯式で挨拶される松岡市長         着物でパレードもありました

 

     今回電気配線をしてくれた、2年電気科の井口さんと十時さん(左から)