球磨工ブログ

技術ボランティア【復興祈念事業『竹灯籠』】

令和2年度7月豪雨 復興祈念事業  ひとよしまち燈り『竹灯籠』製作

 本校では、『技術ボランティア』として4年前から人吉商工会議所青年部の依頼を受け、毎年2月上旬から3月の中旬まで人吉市鍛冶屋町公園を中心に『竹灯籠』に燈りをともしてきました。

 今年は、2月13日(土)~3月20日(土)18:30~、7月豪雨復興祈念行事として、いずみマチ・テラス実行委員会(出水市)、うすき竹宵実行委員会(臼杵市)、玉名燈師(玉名市)、CHIKAKEN(南関町)、NITTAKE(日南市)の協力を受け、鍛冶屋町だけでなく、JR人吉駅前、青井阿蘇神社の3カ所に、竹灯籠の燈りをともします。

 本校では、第2種電気工事士第1種電気工事士に多数の生徒が合格しており、その技術を生かした竹灯籠の中に入れる『電飾』の製作や設置による電気配線を行ってきました。

 今年は、2月11日(木)に設置を行います。その準備のために、12月から、電飾の製作、竹の穴開けのボランティア活動をしてきました。例年は電気科の生徒が中心でしたが、今年は写真部の生徒や電気工作部の生徒など、『有志』によるボランティア活動を行っています。

12/30(水)~1/5(火)まで、青井阿蘇神社で燈りをともしました

竹1本に150~200個の穴を開けます

LED1個1個に防水加工(ソケットの隙間にホットボンドを流し込む)を行います

180cmと90cm用の竹灯籠にあわせて、LEDの電飾を製作します

 生徒一人一人が7月の豪雨災害からの復興を祈念しながら、一つ一つ心を込めて製作しています。2月13日(土)18:30~点灯式、3月20日(土)まで燈りをともしますので、ぜひ『竹灯籠の燈り』をご覧いただけると幸いです。