球磨工ブログ

【機械科・電気科】狩猟技術講習会

5月28日(木)5・6限、3年生機械科、3年生電気科の課題研究班を対象に狩猟技術講習会が行われました。

講師はくまもと☆農家ハンター 株式会社イノPプロジェクトリーダー(取締役)稲葉 達也様です。

 

くまもと☆農家ハンター様は農作物の鳥獣被害を減らすため、イノシシの捕獲や技術指導、ジビエ肉の活用などを中心に活動されています。

日々、農家の方や被害で困っている地域の方から鳥獣駆除についての依頼があり対応されています。

罠は仕掛ける場所が大切で、場所を間違うと捕獲できない「死に罠」になるそうです。

管理がしやすい家の近くに置いたり、田んぼの近くに置いてしまう失敗があるそうです。

不便ですが、イノシシが生息している山のふもとに置いたり、イノシシの行動を考えて場所を選ぶ必要があるということです。

「イノシシの命を奪うのは心が痛む。心に負荷がかかるが、誰かがしなければならない。」

「せめてイノシシが苦しまずに命を終わらせられるようにしたい。」

と電気止め刺し方法や技術改良などにも力を尽くされているそうです。

捕獲のノウハウを伝えたり、住んでいる地域の方々と一緒に対策を考えたりすることが大切だと話されました。

生徒からの質問にも丁寧に応えていただきました。

稲葉様、本日はありがとうございました。