球磨工ブログ

今日の1枚(2020.3.5)

 霜が降りて寒い朝でした。川面を吹き渡る風に身を任せたくて、昼休みに球磨川まで行ってみました。川がちょっと屈曲していて、彼方に白髪岳が臨める好きなスポットです。

  風は冷たいですが、日の光に春を感じます。「春は名のみの風の寒さや・・・」と、思わず早春賦(そうしゅんふ)を口ずさんでしまいました。

 生徒の皆さん、知ってますか?早春賦。

 文部省唱歌で、私は小学生の時に習った覚えがあります。歌詞の意味がちょっと難しいですけどいい歌ですよ。今、改めて調べてみたら、長野県松本盆地に所在する安曇野(あずみの)の遅い春を待ちわびる心を歌ったもので、それを記念して昭和59年4月に穂高川堤防沿いに歌碑が建立されたんだそうです。

  ところで、羽を休めている白鷺が目を凝らすと見えるかもしれません。(写真矢印付近)私、白鷺が数羽とはいえ群れているのを初めて見ました。いつも一羽で孤独感を漂わせながらじっと餌を探しているイメージしかなかったから、驚きました。

 【校長】