球磨工ブログ

熊本県産業教育振興会 企業・高校人吉球磨支部意見交換会

令和元年度(2019年度)熊本県産業教育振興会

企業・高校人吉球磨支部 意見交換会

 8月28日(水)9:30より、令和元年度(2019年度)熊本県産業教育振興会 企業・高校人吉球磨支部 意見交換会が本校・大会議室で実施されました。人吉球磨支部長あいさつとして、宮本電機(株)代表取締役 宮本厚様、人吉球磨支部理事長あいさつとして、西智博校長の後、球磨中央高校・南稜高校・球磨工業高校のそれぞれの「学校の現状と進路指導の取組等」について説明がありました。

 事務局より、産業振興会には39校の高校、144社の企業が入会されているなどの説明の後、3校による生徒実践発表が行われました。

 〇熊本県立球磨中央高等学校

  『Promotion ~紙とペン、そして人のつながり~』

 〇熊本県立南稜高等学校

  『生命総合産業としての肉用牛経営の確立に関する研究』

 〇熊本県立球磨工業高等学校

  『太陽光パネルの研究 ~パネルの秘密を探る~』

 (有)パルティール福寿庵 代表取締役 中村春喜様より、「パソコンには電気は通っているが血は通っていない。要は発表力が大事です。中にはパソコンは使えても、説明ができない人もいます。皆さんのように、発表できる人材を企業は待っています。社会では説得より納得させる事が大切な事だと思います。」と、講評をいただきました。

 その後、生徒を交えての意見交換会が行われました。

 宮本電機(株)代表取締役 宮本厚様より、『生徒達が企業に期待するもの』『進路決定を決めた一番の理由の”生の声”を聞かせて欲しい』という事で、球磨工業高校・園田慧伍君は『私は電気の保全関係つきたいと思っています。作業事態は地味だと思いますが、電気は日常生活において絶対に必要不可欠なものですから、電気を安全に確実に届けるためにもその職種は必要なものです。ですから私は、”やりがい”で、職業を決めました』と発言し、球磨中央高校・石山史也君は『親元を離れ生活していくには多少の不安はあります。また、会社でやっていけるか、人間関係でうまくやっていけるか不安です』と発言してくれました。質問をされた宮本厚様は、『何でも一人で悩まないでください。必ず、誰かに相談し頼ってください。やさしさと思いやりがあれば、どこでもやっていけます。』との励ましのエールをいただきました。

 今回は、初めて生徒を交えての「企業・高校 意見交換会」でしたが、生徒実践発表や活発な意見交換会により、充実したものになったのではないかと思います。参加していただいた企業・学校・生徒、お疲れ様でした。

人吉球磨支部長あいさつ 宮本電機(株) 代表取締役 宮本厚 様

人吉球磨支部理事長あいさつ  球磨工業高校校長 西智博

熊本県産業教育振興会事務局主査 堀江幸司 様による説明

熊本県立球磨中央高等学校による生徒実践発表

熊本県立南稜高等学校による生徒実践発表

熊本県立球磨工業高等学校による生徒実践発表

意見交換会で質問に答える生徒

意見交換会で発言される(有)パルティール福寿庵 代表取締役 中村春喜 様