球磨工ブログ

「手でみる造型展」(美術授業)

「手でみる造型展」に出品しています(美術授業)

球磨工の1年生は全員、美術を履修しています。

10月から1月にかけて「自分にとっての縁起物は何か」を考え、張り子という日本伝統の手法を用いて形にしました。

題材名は「張り子でmy縁起物をつくろう!」です。

【張り子とは・・・粘土などで形を作り、その上に和紙を重ね貼りし、乾いてから粘土を抜き取って作ったものです。(熊本のお化けの金太や、茨城の張り子の虎などが有名だと思います。)】

和紙を貼り重ねる作業は、細かいところにまで神経を使ったり、また、粘土を書き出す作業ではうまくいかなかったりして、苦労をしました。

しかし、できあがった作品はカラフルで、ころころとした素朴な丸みに味わいがあり、まさに「縁起物!!」です。

1年生168名の純粋な想いが伝わる、いい作品ができあがりました。

現在、熊本県立美術館分館で開催されている「第28回手で見る造型展」に出品しています。

手で触れて鑑賞することができる、立体作品の展覧会です。

展示にあたり、人吉にお住まいの籠細工作家の方に竹やあけびで編まれた籠を貸していただきました。その籠の中や外に、ころころと皆さんの作品を展示しています。

《熊本展》

期間:平成30年2月6日(火)~2月12日(月)

会場:熊本県立美術館 分館

《天草展》

期間:平成30年2月23日(金)~3月4日(日)

会場:ふれあいスペース「如水館」(天草郡苓北町)

《不知火展》

期間:平成30年3月7日(水)~3月18日(日)

会場:宇城市不知火美術館(宇城市不知火町)