熊本県立甲佐高等学校 Kousa High School
熊本県立甲佐高等学校 Kousa High School
こんにちは。育友会広報委員会です。
本当であれば、卒業式に育友会会長がご挨拶をするべきところですが、コロナの影響を考慮してあいさつが見送られたため、ブログで会長のメッセージを掲載します。
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『卒業される皆様、保護者の皆様へ』
育友会会長 荒尾泰友
ご卒業おめでとうございます。
保護者の皆様にも心よりお祝いを申し上げます。
また校長先生、教職員の皆様もいつも温いご指導をくださり、感謝申し上げます。
この日を迎えるまでの3年間、いろいろなかたちで高等学校の中で学びを積んだことと思います。
これは人生の宝物にきっとなることでしょう。
しかし、高校生活は、人生のほんの一部にすぎません。
それは、私も卒業される皆様の保護者の方々も同じだと思います。
社会に出ると、さらに多くの経験と出会いが待ち受けています。
喜びや楽しみ、充実感や達成感も味わうこともあれば、不安や苦しみ、挫折や失敗といった辛い経験もあることでしょう。
これらの出来事は皆様がより成長し、強くなるためのチャンスでもあります。
私の息子が小学校を卒業するときの担任の先生のお言葉が私の記憶に残っていまして、その言葉を紹介します。
卒業式が終わって教室に児童や保護者が集まったときに、ある児童が「先生、なぜ勉強をしないといけないんですか」という質問をしました。
そのとき、先生が「世の中には、たくさんいいことがあり、一杯悪いことがあります。それを見極めるために勉強をするんです」と言われたんです。
この言葉は、学びを続けることで自分自身が成長する大切さを伝える、いい言葉だと思います。
つまり、人生は学び続けること。
そして幸せを自分自身でつかむこと。
卒業生の皆様、自分自身を信じて、自分らしく輝き続けてください。
そして、自分の成長に向けて、人生を豊かにする経験を重ねてくださると私はうれしく思います。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
保護者の皆様にも育友会一同、心よりお祝い申し上げます。
例年、育友会広報紙「きんもくせい」に3学年主任の先生から卒業生の皆様にお祝いのメッセージを頂いておりました。
今年は広報紙を発行せずにブログで配信しておりますので、今回は3学年主任、本田秀博先生のメッセージを掲載します。
本田先生、お忙しい中にもかかわらず、育友会の広報委員の活動にご協力くださりありがとうございました。
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『お祝いのことば』
甲佐高校 3年学年主任 本田秀博
ご卒業、誠におめでとうございます。
コロナ禍により様々な行動が制限される中での高校生活でしたが、
一人一人が充実した三年間を送ってくれたと感じております。
卒業生の皆さん,それぞれの進路先での活躍を期待しています。
若干の不安を胸に抱いているかもしれませんが、環境の変化に不安を感じるのは当たり前のことです。
不安を感じて消極的になることなく、不安であるからこそ「誠実」に物事に取り組むようにしてください。
苦労することもあるでしょうが、何事にも「やり甲斐」や「達成感」を見出すよう心がければ、不安は「喜び」や「幸せ」に変わると思います。
保護者の皆様方、本校および学年の諸活動にご理解とご協力をいただきましたことにつきまして深く感謝申し上げます。お子様たちの母校である甲佐高校ヘ、今後とも変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げます。
日ごとに春を感じることが増え、やがて桜の咲く頃となります。その頃には卒業生の皆さんの新しい生活がスタートしていることでしょう。皆さんが幸多い人生を歩まれることを心より祈念しております。
うららかな日差しに包まれた3月1日、卒業証書授与式が執り行われました。
本校100周年を迎える年に入学した3年生の卒業式です。
校長先生からは、コロナによる休校に始まってしまい、修学旅行をはじめとする学校行事の中止・縮小の連続だったとしたうえで、「制限がある中でも一生懸命取り組んで、リーダーシップを取ることができる学年。予測困難な時代は続くが、気づきと情報収集を重ねて常に正しい判断をしてほしい」と卒業生にエールを送られました。
さらに、吉野源三郎著の小説『君たちはどう生きるか』を紹介され、「どう生きるか、そのために大切なことは何かを考え続けてください。皆さんの成長した姿を楽しみにしています」と締めくくられました。
式の後、卒業生は保護者の席の前に整列し、感謝の気持ちを伝えたり、生徒会による紙吹雪の演出があったりと終始和やかな雰囲気。
涙をぬぐいながら退場する卒業生の後ろ姿に、また成長を感じることができました。
ご卒業された3年生、保護者の皆様、本当におめでとうございます。
また、3年生の保護者の皆様、3年間の育友会の活動もお疲れさまでした。
2022年12月9日、長距離走大会が催され、保護者も応援に駆け付けました。
早朝はとても冷え込みましたが、お天気に恵まれた暖かい日差しの中でのスタートでした。
男子10キロ、女子7キロ、甲佐町の自然を感じながら走りきっていました。
育友会では、感染症対策のため生徒たちへパン・飲み物・お菓子を一人ずつ袋詰めし、先生方に配付していただきました。
また、給水所でのサポートをしながら、一生懸命走る子供たちを応援することができました。
あたたかい拍手が子供たちの励みになっていたのではないかと思います。
今回配付した品物は、育友会で産業文化祭に出店し、飲料と皆さまから提供いただいた有休品を販売した売上金をもとに購入したものです。
たくさんの有休品提供や育友会OBの方からのご好意に支えられて、今年も子供たちへ配付することができました。
ありがとうございました。
去る11月26日(土)、県立劇場にて県公立高等学校PTA連合の研修会と各地区から選出された4校の活動発表が行われました。
最初の研修では「生徒と保護者のための性教育」をテーマに、社会学、ジェンダーを専門とする立正大学文学部社会学科教授の石川由香里さんの講演を聴きました。
50年に及ぶ中・高・大学生の性行動全国調査のデータを示しながら、家庭と学校での性教育の分担と共有の大切さを分かりやすく説明していただきました。
後半は、天草拓心高等学校育友会、水俣高等学校PTA、宇土中学校・高等学校PTA、玉名高等学校・玉名高等学校附属中育友会による実践発表でした。
スライドや動画、BGMなどを駆使し、趣向を凝らしながらの発表に、会場からは驚きの声や笑いが起きるなど大盛り上がり。
どの学校も、急激な社会変化やコロナ禍での活動を模索しながらも、各校の特徴や地域性に応じた取り組みがなされる姿を分かりやすく伝えてくださり、学校や生徒と連携する大切さをあらためて学ぶよい機会となりました。
県代表に選ばれた水俣高等学校は2023年に佐賀県で催される九州大会に参加されます。
今回の模様は、2022年12月末まで熊本県公立高等学校PTA連合会ホームページからアーカイブ配信されています。
お時間のある方はぜひご覧ください!
(ペンネーム たる)
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校 長 田中康一郎
運用担当者 総務部 HP担当