2019年8月の記事一覧

【教育課程研究指定校】佐賀農業高校へ学校訪問!

8月8日(木)にSGHの取り組みをされている佐賀農業高校へ行きました。

玄関↑と農場↓です。

SGH事業の概要から研究の3本柱について説明して頂きました。

また、丁寧に質問にも対応して頂き、大変、勉強になりました。

佐賀の地域性から海外まで目を向けてた学習をしっかり系統的に学べる取り組みがなされていました。

また、ルーブリック評価についても勉強になりました。

佐賀農業高校の担当してくださった先生方、本当にありがとうございました。

【教育課程研究指定校】研究協議会(7月)

令和元年度 教育課程研究指定校に係る研究協議会(7月)の開催をしました。

はじめに、石川校長の挨拶!!

次に、研究指定校事業の取り組みについて報告しました。

研究は、大きく3本柱で行っていますが、今回はその1つの「育成した資質・能力を確認できるポートフォリオの研究及び検証」について説明を行いました。

鹿本農高版ポートフォリオは、育成したい資質・能力(目標)を確認し、地域資源を活用した学習を3年間で1冊のファイルにし、将来の地域を支える産業人の育成につなげていきたいと考えました。

鹿本農高版ポートフォリオの作成で工夫した点(10の工夫)を説明しました。

また、鹿本農高版ポートフォリオを活用した生徒の変容について報告しました。

説明後に、実際の生徒の鹿本農高版ポートフォリオを見て頂きました!

その後に、質疑応答を行いました!

2年間、「農業と環境」を担当している先生からは、生徒に失敗や考えさせることが大事で、2年目の慣れもあり指導に余裕が生まれた。また、昨年よりポートフォリオのまとめの時間が短くなった。しかし、全体的にまとめる時間がかかり過ぎるので、もう少しまとめる時間の短縮が必要と意見があった。

今年、2年生のGAP学習を担当して頂いている施設園芸科の先生からは、1年生の「農業と環境」でポートフォリオに取り組んでいる成果もあり、2年生のGAP学習用ポートフォリオはスムーズに入れ、グループ間の会話もあったと感想を言って頂いた。これは、系統的な農業学習につながっている感想でもあった。その他、多くの先生に意見や感想などを頂きました。

指導講評 熊本大学教育学部副学部長 田口教授より

・研究指定校の役割

・成果と課題のアドバイスなど

・各教科等をつなぐ教育課程の編成と実践例や授業設計の観点など

より専門的な観点からアドバイスをいただきました。

指導講評 熊本県教育センター 櫻井指導主事より

・実施計画と成果のチェック

・今後のアドバイスなど

より専門的な観点からアドバイスをいただきました。

田口教授と櫻井指導主事には、本校職員の質疑応答まで答えて頂きました。

お忙しい中に、田口教授と櫻井指導主事には参加して頂きありがとうございました。

おかげで、多くのことを学ぶことができました。

また、参加して頂いた多くの本校職員の先生方もありがとうございました。

<今後の予定>

12月12日(木)教育課程研究指定校事業に係る成果発表会を開催します。

 

【教育課程研究指定校】教科横断的な視点での取り組み

本校は、研究指定校2年目の取り組みになりました。

1年目で1年生の科目「農業と環境」で取り組むプロジェクト学習用の鹿本農高版ポートフォリオを作成しました。

1年目の課題として、なかなかプロジェクト学習をまとめる中で、調査した結果をグラフにまとめることが苦手な生徒が多く、時間がかかるという問題が起きました。( ↓ 昨年度の写真 )

そこで、数学科の先生にそのことを相談すると、来年度の教科の配列を変えて、1年生が「農業と環境」でポートフォリオをまとめる前にグラフの良さやグラフの種類など、日常生活で使われているグラフを例に説明して頂き、実際に調査した数値を使いグラフの書き方などを数学の授業で先に取り組んで頂きました。

この日は、BHの授業の様子です。数学科の先生には1年生の全学科で対応して頂きました。

数学の視点からグラフの見方・考え方を学びました!

ピンクの「農業と環境」ファイルを活用し、実際に調査した数値を書きます!

友達と話しながら、自分だけのグラフを完成させました!!

最後は、自分のグラフがどのような傾向になるのか学びました!

 

今回の教科横断的な視点での取り組みを経験して、

①数学科と農業の「農業と環境」担当者でのプチ打合せが必要だった。

②実施することで、両方の教科で生徒は深い学びにつながりました。

農業の担当者からは昨年度より、グラフをスムーズに書けてポートフォリオのまとめ方がやりやすかったと伺いました。

今回のように、教科を越えてコラボするときは、教師間での打合せをどのように進めるのかが今後、ポイントになると思いました。

【教育課程研究指定校】鹿本農高版ポートフォリオの特別版について

 他校でも取り組みやすいようにポートフォリオを簡素化して欲しいということで、座学を中心とした内容でも活用しやすい形を特別版として作成しました。(熊本県南稜高校のSPHの取り組みを参考にしました)

表紙は、こんな感じです!

内容は、こんな感じです!

生徒の1学期の振り返りとして、2時間実施してもらいました。

その様子です(^o^)

自分の通常のファイルを活用しながら、ポートフォリオをまとめていきます。

友達がどんなまとめをしたのか気になります。

どんな考えをもったのか?何が身についたのか?それぞれがまとめました!

まとめの最後は、

可視化して学期ごとのまとめを出来る学習達成シートを作りました。

実施して頂いた担当の先生には、2時間で1学期の振り返りができました。振り返りをすることで、学習の定着にもつながり、取り組みを続けたいと言って頂きました。

生徒達へ

2学期の学習意欲につなげて頑張ってください!!

【教育課程研究指定校】バイオ工学科1~3年合同授業(2日目)

前日に、まとめたA3用紙を使って、自分の班にテーマに対する説明を説明します!

まずは、今日の流れを確認しました。

いよいよ、説明(発表)します!!

いかに、自分の言葉で分かりやすく説明できるかがポイントです。目指せ3分間チャレンジ!!

先生が説明を聞き、説明を評価します。

また、発表の時のアドバイスをして頂き、生徒の発表力を伸ばして頂きました。

小学生に分かりやすい表現とは???問いかけに一生懸命に考える場面もありました。

最後に、この合同授業の振り返りをして終わりました(^^)/

<今後の予告>

今回の合同授業は、2学期に続きます(*^_^*)

2学期の終わりには、1~3年生合同発表会を実施します!!

今回の機会で先輩達とも交流できたので、自信を持って発表してください。

3学期には、3年生の課題研究(個人研究)発表会で、聞くだけではなく、質問できるように頑張りましょう!

【教育課程研究指定校】バイオ工学科1~3年生合同授業(1日目)

バイオ工学科は、1~3年生を通して、地域の小学校へ交流活動(野菜作り)を行っています。

そこで、交流活動の中で小学生に分かりやすく説明できるようにジグソー法の授業を展開しています。

ジグソー法とは、自分が持っている知識や資料をもとに、チームで協力して答えを導き出す学び方です。1~3年生がお互いに協力して取り組みます。

まずは、全体に合同授業の説明をしました!

今までの交流活動の様子をビデオで振り返り、まずは、自分の考えをまとめます。

つぎに、同じ教材(テーマ)について話し合い、理解を深めていきます。

席を移動し、班の代表として自分の役割(テーマ)について考えます。

3~5人のグループに分かれて、2学期の交流活動で栽培するダイコンやハクサイ、使用するレーキやクワ、そして、管理方法(アブラムシ対策)のテーマで行いました。3年生がリーダー的役割で進めてもらいました。

はじめは、緊張もあり堅い表情ですが・・・

各班に担当の先生もついて、生徒達にヒントを出しながら、生徒の考えを導き出します。

徐々に、表情も良くなり、会話が出てきました(*^_^*)

自分たちの意見を出した後、参考図書を渡し、さらに知識を深めていきました。

テーマをまとめた班は、配布しているA3用紙にまとめをマジックで書き1日目は終了。

時間を考えながら、考えたり、調べたことをまとめて終了です。つづきは、次の日へ

【教育課程研究指定校】本校版ポートフォリオとは?

 本校版ポートフォリオとは、鹿本農業高校で作成した学習の振り返り(対話的)を行いながら、まとめるプリントのことです。だから、鹿本農業高校版ポートフォリオと言ったりもしています。

 学習の振り返りをまとめたプリント(本校版ポートフォリオ)を活用して、ペアやグループに分かれて発表し他者評価を行ったり、学習の中で見つけた課題に対して話し合ったり、「主体的・対話的で深い学び」の学習につなげています。

作成した本校版ポートフォリオの種類はこんな感じです↓

 本校版ポートフォリオの種類で色用紙で色分けしました。3年間の持ち上がりなので、振り返りやすくすることや生徒が用紙を間違えないようにするため工夫しました。

今回、教育課程研究指定校事業の取り組みにより5種類の本校版ポートフォリオを作成しました。