【教育課程研究指定校】教科横断的な視点での取り組み

本校は、研究指定校2年目の取り組みになりました。

1年目で1年生の科目「農業と環境」で取り組むプロジェクト学習用の鹿本農高版ポートフォリオを作成しました。

1年目の課題として、なかなかプロジェクト学習をまとめる中で、調査した結果をグラフにまとめることが苦手な生徒が多く、時間がかかるという問題が起きました。( ↓ 昨年度の写真 )

そこで、数学科の先生にそのことを相談すると、来年度の教科の配列を変えて、1年生が「農業と環境」でポートフォリオをまとめる前にグラフの良さやグラフの種類など、日常生活で使われているグラフを例に説明して頂き、実際に調査した数値を使いグラフの書き方などを数学の授業で先に取り組んで頂きました。

この日は、BHの授業の様子です。数学科の先生には1年生の全学科で対応して頂きました。

数学の視点からグラフの見方・考え方を学びました!

ピンクの「農業と環境」ファイルを活用し、実際に調査した数値を書きます!

友達と話しながら、自分だけのグラフを完成させました!!

最後は、自分のグラフがどのような傾向になるのか学びました!

 

今回の教科横断的な視点での取り組みを経験して、

①数学科と農業の「農業と環境」担当者でのプチ打合せが必要だった。

②実施することで、両方の教科で生徒は深い学びにつながりました。

農業の担当者からは昨年度より、グラフをスムーズに書けてポートフォリオのまとめ方がやりやすかったと伺いました。

今回のように、教科を越えてコラボするときは、教師間での打合せをどのように進めるのかが今後、ポイントになると思いました。