日誌

日本サッカー協会・熊本県サッカー協会による令和2年7月豪雨被害への支援事業に対するお礼・報告

 令和2年7月豪雨の影響で人吉市梢山地区多目的グラウンドに仮設住宅が建設されるなど、人吉市内のサッカー場が使えなくなった状況を鑑み、JFA(日本サッカー協会)が人吉市の7チーム(人吉高校、球磨工業高校、人吉第一中学校、人吉第二中学校、ロアッソ熊本ジュニアユース人吉、ひとよしフットボールクラブ、FCガネーシャ)に対して、年間50万円の移動費補助の支援事業を始めました。具体的には、KFA(熊本県サッカー協会)からマイクロバスを無償貸与をしていただき、その燃料代・有料道路代・駐車場代及び車検費用等を支援していただきました。支援期間は当初2年間の予定でしたが、人吉市内のサッカー場の復旧が見込めないことから、令和7年3月末まで約5年間支援をしていただきました。関係資料リンク(公益財団法人 日本サッカー協会 2021年度 第2回理事会の資料の3ページ目)

 人吉高校サッカー部は、この5年間で38回マイクロバスを利用させていただきました。コロナ禍・水害のダブルパンチの中、サッカー活動がままならない時期もありましたが、この支援事業のおかげで、リーグ戦、各種大会、トレーニングマッチなどで、人吉・球磨地区以外の多くのチームと試合をして、交流を深めることができました。

 3月23日(日)の水俣高校とのトレーニングマッチが最後の利用となり、愛着の湧いたバスとお別れの記念撮影

 日本サッカー協会ならびに熊本県サッカー協会の関係者の皆様、部員一同、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。また、この支援事業の担当をしていただきました人吉市サッカー協会会長の志岐晃様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。

 復興はまだまだ道半ばです、サッカーを通じて地域を活性化させるためにも、感謝の気持ちを忘れず、令和7年度も頑張っていきたい思います。

 追記)この支援事業は終了しましたが、熊本県サッカー協会から令和8年3月末までマイクロバスの借用許可をいただきました。また、クラウドファンディングにて支援資金を調達する準備を関係者の方々で進めているとのことですのでお知らせいたします。