競技の面白さを知る

生物のスペシャリスト免田先生からバトンを受け取りました英語科の濱﨑です。

第二高校2年目で1年生の副担任をしています。

 

免田先生からバトンを引き継いでからかなり時間が開いてしまい申し訳ありません。今回は、顧問をさせていただいていますハンドボール部について書きたいと思います。

 

私は今年度からハンドボール部の顧問になりましたが、それまでハンドボールには全く携わったことがなく、ルールを少しずつ覚えることから始まりました。ですが、ハンドボール「初心者」の私から見ると、プレー中の身体の接触が多く、「あれ、今のはファールじゃないの?」というプレーが正当なプレーであるものもあり、ルールを覚えるのにも苦労していました。

 

ルールを覚えるのに苦労したのは私だけでなく、今年入部した新入部員たちもそうだったようです。9名の部員とマネージャー5名の1年生が入部しましたが、彼らも中学校までハンドボールの経験がなく、ルールはもちろんプレー中のベースとなる動きや、ボールのキャッチングとスローイングを上級生に習いながら身体に覚えこませるところから始まりました。

 

徐々にベースの動きに慣れてくると、チームとしての連動した動きを身につけていく段階に移りましたが、単純に動きをこなすだけでなく、どういった状況でこの動きが必要なのか、その動きをすることでどのような展開が次に考えられるのか理解・予測することも求められます。日々の部内での練習だけでは、この実戦的な部分はイメージしづらいものですが、大会での上級生のプレーや、1年生大会で実際にプレーすることを通して、徐々にこういった実戦的な部分の理解が進んできているようでした。

 

このような実践的な部分の理解と同時に、このハンドボールという競技の奥深さにも生徒たちは徐々に気づいてきているように思います。私も素人目にではありますが、この競技の面白さに気づかされてばかりいます。ちょうど今、県の新人戦が行われていますが、本校も先日なんとか1回戦を突破することができました。勝ち進むことで生徒自身がより見えるようになる競技の面白さもあるかと思います。その面白さにどれだけ気づけるか、そしてその面白さをどれだけ知ろうとするのか、生徒たちの成長を見守っていきたいと思います。

 

また現在、震災による復旧工事のため校内の本来の場所で練習ができず校外での練習になっています。復旧工事が終わり校内での練習ができるようになって本校の他の生徒たちの目に触れることが出来るようになった際、「初心者」から始めた生徒たちが、今度はこの競技の面白さを伝えられるようになっていってほしいと思いますし、私自身もより競技の奥深さを知っていきたいと思います。


次は、2年生の担任をされている池下先生にバトンをお願いしたいと思います。