ガンバレ科学系部活動生

地学の田上先生からブログを引き継いだ物理の安武です。

襷を託されてから一か月たってしましました。

その間に一年生の修学旅行や生徒理科研究発表会大分大会に行ってきましたので、今回は生徒理研大分大会について書きます。

 生徒理研九州大会は学年末考査直前の2/11(日),12(月)に大分の別府大学を会場に開催されました。開会式には、発表・運営の生徒総勢で400人を超える生徒が講堂に集まり、生徒の司会進行で幕を開けました。式の最後は次年度開催県(佐賀県)の生徒が元気よく佐賀大会への案内をしました。生徒主導が印象深い開会式でした。

個性豊かな科学系部活動の生徒達ですが、いざプレゼンが始まると自分たちの研究を分かってもらおうと熱心に語ります。九州大会に出場してくる研究は部員たちの思い入れも強く、見ごたえ(聞きごたえ)のあるものばかりでした。

本校からは、化学部がステージ発表、物理部がポスター発表に出場しました。残念ながら上位入賞はかないませんでしたが貴重な体験となりました。理数科がある第二高校は県下でも珍しく物理・化学・生物・地学の科学系部活動全分野が揃う学校です。それぞれ少数精鋭の部活動ですが、4分野が揃う伝統を大事にして欲しいと感じた2日間でした。

ところで、大会前日の10日(土)に別府入りしたのですが、その日は久しぶりに本降りの雨で波乱を予感させる出発でした。案の定、11日(日)から寒波の影響がもろに出て横殴りの雪が降る荒れ模様の中での大会になりました。気温も3℃までしか上がらないのにポスター発表会場のエアコンはエラー表示。本部に問い合わせたところ、「人が集まれば多少は暖かくなると思いますよ」という慰めにもならない回答。悪い予感は的中し、その日の宿泊先に行くと旅行業者のミスで予約が入っていない。夕食を取りながら待つこと1時間半、ホテルのご厚意で部屋を準備していただき何とか最終日を迎えることができました。最終日も朝から雪模様の天気で高速道路も一部不通との情報が入りました。山越えのやまびこ号は大丈夫かと心配しましたが、何とか予定通り帰り着くことができました。ハプニング続きでしたが「旅行にハプニングはつきものです」と動揺することなく語る2-S,K君の逞しさにハッとさせられた大会でした。ガンバレ科学系部活動生!!

 

では、野球部の練習試合解禁日が待ち遠しい中島先生にブログを受け渡します。