令和元年度 キャリアガイダンス

第8回キャリアガイダンス

12月6日(金)に第8回キャリアガイダンスを実施しました。

今回は熊本学園大学入試課の嘉悦なつ美さんに

「理系女子が文系就職した話~金融・ライター・大学職員」というテーマで話をしていただきました。

工学部を卒業された嘉悦さんが証券会社で働くようになったいきさつや、

その後転職しライターになったというお話、大学の入試課ではどういう仕事をしているかなど、

50分では足りないような内容で、生徒たちも大変興味深く聞いていました。

第5回キャリアガイダンス(出張講義)

9月3日,鹿児島大学理学部物理科の秦先生に,

「おもちゃから始めるカオス科学」について講義していただきました。

カオスとは何なのかを,おもちゃを使って実際に目で見て理解することができました。

また,電卓を使った計算で1年生は悪戦苦闘していましたが,

2,3年生は健闘しており楽しむことができたようです。

第3回キャリアガイダンス(出張講義)

7月11日(木)に第2回キャリアガイダンスが行われました。

キャリアガイダンスとは、社会の各方面で活躍されている方を講師としてお招きし、

希望者を対象に放課後に講義を行っていただくというものです。

生徒にとって、将来の進路選択の一助になるようにとの趣旨で実施しています。

今回は、熊本県立大学総合管理学部の関智弘先生にお越しいただきました。

講義のテーマは 「大学生活と行政」 で、80名の生徒が受講しました。

大学でかかる費用や奨学金を借り、返済するときの具体例を話していただきました。

また、大学を選ぶポイントやどのようなHPを参考にするとよいかなど

関心が高い内容のものばかりで、充実した時間となりました。

第2回キャリアガイダンス(出張講義)

7月2日(火)に第2回キャリアガイダンスが行われました。
キャリアガイダンスとは、社会の各方面で活躍されている方を講師としてお招きし、
希望者を対象に放課後に講義を行っていただくというものです。
生徒にとって、将来の進路選択の一助になるようにとの趣旨で実施しています。

今回は、佐賀大学理工学部理工学科知能情報システム工学コース准教授の中山功一先生にに来ていただきました。

講義のタイトルは
「人工知能って何だろう?~簡単な仕組みから、その応用まで~」
で、62名の生徒が受講しました。

人工知能の簡単な仕組みから、どのような活用方法があったりするかなどのお話、また大学でどんな学びがあり、
学生がどのような研究をしているかの紹介もありました。

また、プレゼンの仕方についてのお話があり、演習の形式で実際に数名の生徒が
立って話す素振りをしたみたりしました。その中では、
話す内容が同じでも、間の空け方や話す速度などに注意を向けることで、
よりよいプレゼンができるといったものでした。

分かりやすくお話いただき、生徒たちも関心を持って聞くことができました。

第1回キャリアガイダンス(出張講義)

6月13日(木)に第1回キャリアガイダンスが行われました。

キャリアガイダンスとは、社会の各方面で活躍されている方を講師としてお招きし、

希望者を対象に放課後に講義を行っていただくというものです。

生徒にとって、将来の進路選択の一助になるようにとの趣旨で実施しています。

今回は、崇城大学の院生(博士課程1年)で、Ciamo代表取締役でもある、古賀碧さんに来ていただきました。

講義のタイトルは

「球磨焼酎粕を宝に!光合成細菌が秘める可能性を伝えたい~バイオベンチャーCiamo(しあも)の設立と今後の展開~」

で、55名の生徒が受講しました。

古賀さんは、大学在学中に起業部に入部され、部活動の取り組みとして、

焼酎の蔵元とコラボしてリキュールを開発するなど、様々な活動を行ってこられました。

なかでも光合成細菌を使ったクルマエビの養殖支援の活動は、高い評価を受けており、

女性起業家によるビジネスコンテストでグランプリに輝くなど、華々しい活躍をされています。

大学受験では失敗もあったという実体験を交えたお話に生徒たちは聞き入っていました。

特に「無駄・無理こそすべて!」というお言葉は、心に響いたようで、

「自分も様々なことに挑戦したい」といったことを多くの生徒が感想文に書いていました。

平成28年度キャリアガイダンス

第2回(延期分)キャリアガイダンス(出張講義)

 1月23日(月)に今年度7回目となるキャリアガイダンスを行いました。今回の第2回分は昨年の9月に実施予定でしたが、台風の影響で延期をした回でした。

講師は本校のOGで現在、東京大学大学院人文社会系研究科に在籍されている佐野夕香さんでした。講義名は『第一高校から東大へ』で、生徒37名と職員2名が受講しました。

 佐野さんの専門であるイタリア語やフランス語の語源や英語との相違点などを教えていただきました。生徒全員でイタリア語とフランス語の発声練習をしたときは、大いに盛り上がりました。勉強をするコツとして、「得意科目を今以上に伸ばすと、勉強がおもしろくなり苦手科目も伸びてくる」、「考える前に行動する」などの言葉は生徒にとっても印象に残ったようです。参加した生徒は、語学に対する興味が一層高まり、前向きに勉強をしようと思ってくれたはずです。

第1回キャリアガイダンス(出張講義)

6月10日(金)に第1回キャリアガイダンスが行われました。キャリアガイダンスとは、社会の各方面で活躍されている方を講師にお招きし、年に約12回、放課後に実施されている出張講義のことです。生徒にとって、将来の進路決定の一助になるようにという趣旨のもと実施しています。
今回の講師は、本校OGで現在、熊本学園大学招聘教授の野田恭子さんでした。講義のタイトルは『グローバルに活躍しよう!』で、生徒25名が聴講しました。野田さんは、米国の一流ホテルのコンシェルジュを長年勤められ、その経験を熊日新聞の「私を語る」でも執筆されています。また、NPO法人ディスカバリーくまもとボランティアの会長でもあり、熊本城をはじめ県内の観光所を海外の方に英語で案内することで、世界に熊本の素晴らしさを発信しておられます。参加生徒はこうした活動を聞くことで、グローバルに活躍することはどういうことかを改めて考えさせられたようでした。

「夢の架け橋」

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第10回)

 2月19日(金)16時よりキャリアガイダンス「夢の架け橋」(第10回)を行いました。今回は、九州大学21世紀プログラム課程3年生の上田利瑳子さんにお越しいただきました。
 大学入学後、21世紀プログラムに所属する他の学生と比較し、「自分には個性がない」ということに悩まれた上田さんでしたが、自分の直感を大事にしようと考え、現在までに数多くの活動に取り組まれています。その中で今回は、地域活性化サークル、震災復興支援サークル、教育支援の活動、留学、インターンなどの活動について話を聞くことができました。「学生は何でもできる・許されるパスポート」。学生だからこそできることもあり、学生だからこそ失敗の多くは許される。そして、これらの活動によって、自分の世界を広げ、自分自身について深く知ることができる。このとても大切なことを、実体験をもとに教えていただきました。参加した一高生にとって、大変良い刺激になったようで、ガイダンスが終わった後も多くの生徒が残り、上田さんに質問や相談を行う姿が印象的でした。

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第9回)

  2月16日(火)、キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第9回)を実施ました。今回の講師は、熊本大学教育学部中学校教員養成課程(数学)3年生の佐々木遥さん。お話の内容は大学生活や講義の様子から、教育実習や取得免許、アルバイトや休日の使い方など多岐にわたり、生徒たちも興味津々でした。参加生徒の満足度も高く、自分の進路について考えを深める良い機会になったようです。今後も魅力ある講義を継続的に実施し、多くの生徒達に参加を促していきたいと考えています。

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第7回)


 12月11日(金)、16:00から、本校会議室を会場に第7回キャリアガイダンス(出張講義)が行われました。
 今回は主に文学分野について、熊本県立大学教授の半藤英明先生をお招きし、「学問は役に立つ!」という演題で、約50名の参加生徒・職員にお話しいただきました。
 学問は人を幸せにするために存在する、その意味ですべての学問が「役に立つ」ものであり、等しく価値を持つということを、『人間失格』や『こころ』といった著名な作品を例に挙げながらお話しされました。
 生徒からは「最初から最後まで引き込まれて聴いていた」「文学の価値がわかり、これからやっていく自信がついた」「学問は面白いものだとわかった」などの感想が聞かれ、深い感銘をうけていたようでした。

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第5回)

 11月13日(金)、キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第5回)を行いました。今回は、すまい塾古川設計室(有)の古川 亮氏にお越しいただきました。講義テーマは「建築の仕事に必要なこと」。およそ30名の生徒と職員が熱心に受講しました。日本の建築の歴史と特徴、設計と施工、木材の特性、人間の体感温度、建築の今後などを、写真・図を交えながら詳しく解説していただきました。また、TV番組ビフォーアフター放送内容の裏話なども聞かせていただき、生徒たちも興味津々でした。生徒からの質問も多く、質疑応答も大変盛り上がりました。生徒達の満足度も高く、自分の進路に対する意識が高まったようです。今後も魅力ある講義を継続的に実施し、多くの生徒達に参加を促していきたいと考えています。

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第3回出張講義)

「地球環境に最もやさしい究極のクリーンカー」
 ~燃料電池車の開発について~

◇期日 9月29日(火) 16:00~17:00
◇講師 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター 奥井美帆子氏
◇講義内容 
      ・自己紹介、私の進路選択
      ・仕事紹介(燃料電池車の開発)
      ・やってみよう!燃料電池反応の実験
      ・自動車業界の紹介
◇聴講者 生徒19人、職員
 まず、奥井さんの担当である燃料電池車の開発に至った背景を説明されました。主に、ガソリン自動車による大気汚染、温暖化、エネルギーの枯渇などが挙げられるそうです。次に、燃料電池の仕組みについて実験を通して説明されました。水を電気分解し水素を発生させた後に、水素イオンの移動によってモーターが回転する様子を見ることできました。生徒からは、触媒や水素の導線、イオン交換膜に関する質問が出ました。最後に、一台のクルマが出来上がるまでの行程を説明していただきました。
 奥井さんの言葉の隅々から、仕事に対する誇りや情熱を感じた生徒も多かったようです。今回の講演を通して学ぶことの楽しさや大切さを感じてくれたはずです。

夢の架け橋(全体講演)-大津愛梨氏講演会

 去る6月4日(金)午後、南阿蘇O2Farmの大津愛梨さんを講師にお招きし、キャリアガイダンス「夢の架け橋(全体会)」を実施しました。講演テーマは「『農』という選択肢 ~農家がいなくなったらどうなる?~」。昨今のトレンド「グローバル社会」の両義性について考えるヒントがたくさん含まれた、大変貴重なお話でした。大津さんの取組は正に「Think globally, act locally.」であり、興味深いお話と気さくなお人柄に、生徒達は大いに引き込まれていました。講演後の感想文の中には「『農』を再認識させられた」、「情報発信力の大切さがわかった」、「自分の夢を語れるようになりたい」、「自分にとっての幸せとは何かを考えた」、「英語での質疑応答がかっこよかった」など、色々な感想がありました。最後に生徒の感想文を紹介します。

正直、「農業」に対して古いだの遅れているだの失礼極まりないイメージを持っていました。しかし、今日の講演を聴き、特に「これからは農村でエネルギーも自給していく」という大津さんの夢には「そこまでするのか」と驚きを隠せませんでした。他にも「焼畑農業」と「野焼き」の違いや、「農家の役割」など様々な話を聴く事ができ、大津さんは本当に農業が好きなのだと感じました。自分も胸を張り、他人に誇りを持って語ることのできる「好きなこと」を精一杯頑張ろうと思いました。そのために、まずは今を精一杯生きようと思いました。(1年男子)
◆「農」は身近なものではない気がするけど、意外に身近にあるのだと思いました。私の祖父母は農家ではないけれど、趣味で年中野菜を作っています。そのため、野菜はほとんど祖父母から貰って食べていたので、野菜を買う機会はほとんどなく、これが当たり前だと思っていました。しかし、それは間違いで、このような環境で生まれ育っている自分はとても幸せなのだと気付きました。私は「都会に住みたい。都会で働きたい。」と考えていたけれど、田舎ってすごく豊かで良いものだと思いました。住む場所はどこでも良く、大切なのは「自分がどうなりたいか」なのだと、大津さんの話が心にしみました。ちっとも将来の自分のあり方など深く考えたことがなかったので、「何の職業に就きたいか」も大切ではあるけれど、「どんな暮らしをして、どんな自分でありたいか」を真剣に考え、それに向かって頑張っていきたいと思いました。(2年女子)

「夢の架け橋」

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第6回)

第6回(2月17日) 「めざせ! 未来のエンジニア 理系女子・男子応援プロジェクト」
                ~学校の勉強がこんなところで! バイクのメーター編~

 本田技研株式会社から、バイクのLEDメーターの研究・開発に取り組んでおられる2名の女性エンジニアの方に来て頂いて、キャリアガイダンスを実施しました。詳細は後日掲載します。


キャリアガイダンス「夢の架け橋(戸田奈津子氏講演会)」



 
 
 10月3日(金)、2学期中間考査の最終日、本校体育館において、キャリアガイダンスの全体講演が実施されました。講師は映画字幕翻訳者の戸田奈津子さんです。講演前から「とっても楽しみ。質問も考えてるんですよ。」「うちの母親が楽しみにしています。」という声が聞かれるなど、多くの生徒達が楽しみにしていたようです。講演当日、保護者の皆さんも100名以上来校されるなど、期待の高まる中、講演が始まりました。講演では、映画界の事情、自らの幼少時代から字幕翻訳者としての道が開けるまでの話、今までに出会った俳優さんたちのエピソード、語学の勉強法など多くの事をお話しいただきました。質疑応答では、英語で質問する強者も現れ大いに盛り上がる中、生徒達の質問に一つ一つ丁寧に答えていただきました。まだまだ多くの生徒達が手を挙げていましたが、時間の都合上、講演を終了しました。
 お話の端々に「自分が好きなことをやりなさい。結果が出るとは限らないが、自分でで決めたことならば納得できるでしょ」という生徒達に向けた熱いメッセージが込められており、生徒達が将来について考えるための大きな指針を与えていただきました。先日、ノーベル物理学賞を受賞された赤崎勇教授の「はやりを気にせず、自分のやりたいことをするのが一番。好きなことなら結果が出なくても続けることができる。」という会見でのお話に、はっとした生徒も多かったと思います。
 最後に、生徒の感想を紹介します。

「世界で活躍されている戸田さんの貴重なお話を聞くことができてよかったです。今までの映画の仕事に関わっていく中で出会った有名人の考え方、道の切り開き方など、あまり知ることができないお話をしてくださいました。その中で、最も印象に残っていることは、好きなことから自分の個性を見いだすことです。人は皆、好きなことがあるので、それぞれが磨いていくことで個性になり、将来の選択にもつながるというお話を聞いて、私も自分の好きなことを磨いていきたいと思いました。また、これから人生を歩むなかで、選択することは多くありますが、最終的に決めるのは自分であること、このことをしっかりと意識して行きたいと思います。親や先生、友達などいろいろな人にアドバイスをもらいながらも、今後の進路選択はしっかり自分で決めていきたい思います。」

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第3回)

第3回(9月26日) 「未来の社会を支えるロボット」 東海大学 髙橋将徳教授
 今回は東海大学基盤工学部電気電子情報工学科・高橋将徳教授に講義をしていただきました。『未来を支えるロボツト』の演題で、生徒8名と職員が聴講しました。まず、私たちの身の回りに存在するロボットを紹介していただきました。次に、実際にロボットが実働している現場を見せていただき、その多くが人間が行くことのできない宇宙や事故の被災地などが取り上げられていました。ただ、そのような現場においてロボットも故障することがあり、そのときロボットが自分自身で修理ができたりあるいは故障に強い機能を備えることが今後の課題であると知ることができました。さらに、研究室で開発された三脚構造のロボットの動いている動画を見せていただきました。最後に、災害救助で使用されたロボットを操縦する実演が行われ、生徒も操作に参加することができました。講演後も高橋先生に質問に来るなど、生徒達にとつてはよリー層工学を学びたいと思える時間でした。

キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第2回)

第2回(7月18日) 「薬学研究のすすめ」 熊本大学大学院生命科学研究部 首藤剛准教授
 7月18日(金)キャリアガイダンス「夢の架け橋」(第2回)を行いました。今回は熊本大学大学院生命科学研究部遺伝子機能応用学分野・首藤剛准教授に講義して頂きました。『薬学研究のすすめ』~かけがえのない命を守るために~の演題で、生徒31名と職員が聴講しました。まず、セルフメディケーションと薬学について、風邪薬の説明文書に書かれている内容から、私達一人ひとりが、薬についてきちんと学ぶ意義を教えて頂きました。次に、大学で学ぶ薬学について、化学系・生物系・物理系・医療系など幅広い専門知識を基盤とした総合生命科学であること、それを学ぶことによって単に薬剤師だけでなく薬学の知識を生かした就職先・職業があることを知ることができました。さらに薬学研究によって開発された新薬は何万人もの医師に匹敵する力を持っていること、新薬によって世界の医療を変える力があること、熊本大学でもアンメット・メディカル・ニーズに応える新薬の開発を行っていることを知りました。最後に熊大薬学部の入試情報も教えて頂き、生徒達はより一層薬学に興味を持ち、自分たちの進路実現のための努力をしようと決意したようでした。

第1回キャリアガイダンス「夢の架け橋」

第1回(6月27日) 「記憶のふしぎ」 西南学院大学人間科学部心理学科 中村奈良江教授
 約30人の生徒と職員が熱心に聴講しました。記憶量に個人差はあるのか、どうやったら記憶できるのか、どうして忘れるのか、記憶が変化することはあるのか、講義の内容はどれも興味深いものばかりでした。さらに、ちょっとした取組の違いで記憶に大きな差が出る実験では、一同アッと驚かされました。講義の最後には、心理学を学ぶ事で身に付く具体的なスキルや大学卒業後の進路の話も詳しくお話しいただきました。生徒達の感想文を見ても満足度が大変高く、自分の進路に対する意識が高まったようです。今後も魅力ある講義を継続的に実施し、多くの生徒達に参加を促していきたいと考えています。