2025年10月の記事一覧

第76回熊本県高等学校生徒理科研究発表会生物部門に出場しました。

生物愛好会(2025年3月結成,通称湧定イモリクラブ)が第76回熊本県高等学校生徒理科研究発表会生物部門に2年生2名で出場してきました。研究タイトルは「美里町のアカハライモリの捕食者鳥類に対する威嚇行動」です。結果は発表16本中6位以内の生物部会長賞を受賞しました!!(快挙!)夜間定時制高校からの出場は湧定のみです(近年の湧定出場の記録はありません)。4月から研究を開始していくつもの試行錯誤と失敗を重ねてこの発表までたどり着きました。発表した2名は、本当によくがんばりました。

下の写真が日本固有種のアカハライモリ(Cynops pyrrhogaster)です。実験のモデル生物として再生や発生分野で有名ですが、本研究では動物行動に注目して研究を進めました。12月5日(金)の湧定祭でも展示発表しますので、ぜひご覧ください。

湧定イモリクラブ代表より

合同避難訓練

令和7年10月15日(水)4限目に本校定時制及びゆうあい中学校合同避難訓練がグラウンドにて実施されました。緊急地震速報放送3分後、火災発生

と避難指示の放送が流されました。10分後には両校の生徒全員が集合完了しました。はじめに、消防署から諸注意がありました。夜間避難する際は手持ちのスマートフォンで足元を照らすこと、旅行宿泊先では必ず避難口と誘導灯を確認することの2つが大切だということでした。次に、消火器の説明及び消火訓練があり、本校から4人、ゆうあい中から2人消火器の使い方を学びました。最後に、松岡教頭先生から講評がありました。キーワードとして、「お・か・し」の紹介がありました。火災避難時には押さない、駆けない、しゃべらないを心がけて行動して欲しいという内容でした。今月中旬には3年生の研修旅行が予定されています。宿泊先で火災や地震に遭遇した場合に備え、今回学んだことをぜひ生かして欲しいと思います。

後期始業式

令和7年10月6日(月)後期始業式が第1体育館にて行われました。

始めに、表彰式でITパスポート試験で3年生1名の資格取得者の紹介がありました。

次に、学校長訓話がありました。水野校長先生より福島智(ふくしまさとし)東京大学特任教授・著書から「奇跡の人ヘレン・ケラーの生涯が教えるもの」の紹介がありました。「上手く行かない原因を周囲の環境に求めてはいけない」「人生とはどういう生き方を求めるかにある」「もしもこの世が喜びばかりならば人は決して忍耐、勇気を学ばない」「喜び以外の感情を学ぶことが大きな学びに繋がる」といった内容でした。後期は学校行事が目白押しなので、生徒諸君にはいかにして学校行事に前向きに取り組むかで、それが良き思い出や学びに変わると話して頂きました。

最後に、教務部、定通文化大会ランチタイムショップについての諸連絡がありました。職員一同、生徒皆さんにとって実り多き後期になりますよう期待しています。今学期も頑張りましょう。