分校生活

ピース 文化コミュニケーション事業 最終回【1・2年生編】

12月22日、1・2年生向けの「文化コミュニケーション事業」の最終回が行われました。

今回も、(写真の順に)柏木 陽 様・坂口 佳乃子 様・藤野 未波 様・亀井 純太郎 様の4名を講師としてお招きしましたピース

今回は、まず「言葉を体現してみる」活動を行いました。

最初はどのグループでも同じ言葉をもとに体現しましたが、同じ言葉でも、表現の仕方がほぼ同じこともあれば、かなり違うこともありました動物

次に、グループごとに違う言葉を体現し、他の生徒がそれを見て、何の言葉を表しているのかを当てるゲームをしました。グループの体現と自分の解釈とのギャップや、言葉の持つ意味の深さや幅を実感することができました。

写真では、何の言葉を体現していると思いますか?(答えは写真脇の『  』をドラッグすると分かります)

答え『 敗北 

答え『 興奮 

続いて、「理想の怒られ方」をグループで表現しました大雨

どのグループも「怒られる」ということは同じでも、理想的な怒られ方にするための配慮をどのようなことにするのかは、かなり違いました。

その後は、「嫌な怒られ方」もグループで表現しました雷

活動を通して、言葉や解釈、大切にしたいことや嫌だと思うことには、人によって、同じこともあれば大きな差があることも実感できたのではないでしょうか。

最後に、谷川 俊太郎 氏の「ゆれる」というポエムをグループで表現しました。

89歳という高齢の方でも、15~17歳の分校生と同じ感性を持っていることを感じたと思います。しかし、その感じ方は全員同じなのでしょうか・・・?

活動全体を通して、言葉の解釈の違いや難しさを実感できました。だからこそ、自分のことを相手に「伝える」こと、相手のことを「理解しようとする」ことの大切さや尊さを実感できたと思います。

そして表現してみることの難しさや楽しさも、よく分かりましたね。

4名の講師の皆様、楽しく有意義な時間をありがとうございましたハート