矢山岳植物調査
講師に森林インストラクターの富田先生をお招きし、2年生が矢山岳の植物調査を行いました好天にも恵まれ、絶好の調査日よりとなりました。
今回の調査は、地域資源の再確認と山林の鳥獣害の現状調査を目的に実施しました卒業した3年生が残した植物標本や資料を参考に2年生も学習してきましたが、実際に山に入り、目的の植物を探すのはとても難しいようでしたしかし、富田先生がヒントをくださり、なんとか探し出すことができました
次にヒノキ、スギ林における植物の植生調査では、20種類もの植物が群生していることが分りましたしかし、生息している植物の多くは草丈が低く、量(生息量)も少ない。そして、土がむき出しになっており、土の保水力が低下している印象がありました。この要因として、間伐が行われておらず、光が少なくなり、植物の生育環境が良くないこと。さらに、少ない植物をシカやイノシシが食べてしまう食害が原因であることを教えていただきました
昼食を挟み、神社周辺に存在している、八代地区唯一といえる天然林の調査を行いました神社の周辺は神の領域と考えられ、古くから人の手が入ることがなく、巨木が複数存在していました。巨木の周りには落ちだねとして限られた植物が存在していることが分りました
改めて、泉地区には魅力的な植物が生息していることが分りました。また、植物を調査するにあたり、地域の歴史、食用・薬用としての活用など、生活に関係する話を聞くことができ、「ただ暗記して覚える」ではなく「生活に関連づけて理解する」楽しさや面白さを感じました!!
泉地区の自然を維持していくためにも、泉分校で取り組んでいる鳥獣被害対策活動が重要になってくることも分りました!!
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熊本県教育情報システム
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管理担当者 教諭 平山 光一