東高blog

『 がん教育講演会 』が実施されました

平成29年度 『 がん教育講演会 』が実施されました。
実施日 平成29年2月14日(水)
場 所 熊本県立八代東高等学校 体育館
演題 『 命にありがとう 』
講師 特定非営利活動法人 いのちをつなぐ会 高濵 伸一 氏
対象 1、2年生
◎命をつなぐ会について

「政府の方針で学校で「がん教育」が始まりました。
 熊本では地震被害があったことにより

 今年度から全ての学校で、「がん教育」が実施されています。

「いのちをつなぐ会」では、「がん教育」に協力するため、
「語り手派遣事業」に取り組んでおられます。
 子どもたちへの「がん教育」に関心をお持ちの方、
いのちを大切にする子どもたちを育てるために、
ボランティアを募集されています。


 
目的:
日本人に二人に一人はかかると言われている「がん」についての正しい知識を学ぶとともに、
自分の健康は自分で守っていくことのできる自己管理能力を育てる。
  
  
  
  
 がん教育講演会と伺って、健康や医療の話を予想しましたが、
どちらかというと、『在り方生き方』に関する内容で、
想像以上に素晴らしいお話を伺うことができました。
 高濵様は、元小学校の校長先生で、ご自身の大学生の息子さんを、
交通事故で亡くされて、長い期間、心を痛め続けておられました。
ふとした時に、天国の息子さんと通じ合う体験をされ、
そのことをきっかけに息子さんのためにもしっかり生きようと立ち直られたところ、
ご自身の「がん」が発覚し、大手術を受けられました。
その後、息子さんと心の対話を続けられうちに、ほとんど歩けない状態から、
リハビリの末、劇的に体調を戻され、
現在では、100kmの強歩に数年参加されて完歩されたり、
がんになられ意気消沈されておられる患者の方々の心のサポートされておられます。
命の大切さ、生き方在り方について、奥の深いお話を伺いました。
講演後、高濵様に対する、生徒たちの感謝の拍手も鳴り止みませんでした。

タイトルが「命をありがとう」ではなく、「命にありがとう」で、
微妙な深いニュアンスを感じました。

 高濵様には、ご自身のご体験を赤裸々に、生徒たちのためお話くださり、
貴重な命のご縁を感じさせられる素晴らしいご講演でした。
 高濵様ありがとうございました。

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 高濵 伸一 氏 著書
 怜志、ありがとう再会を信じて 交通事故死の息子に捧ぐ