【学校からの連絡】
〇(在校生向け)大雨・台風・大雪等の緊急時の対応について
〇8月1日(木)から8月30日(金)までは午前6時30分に開錠します。
期間中は、午前6時30分より前に登校した場合、学校内に入ることができません。どうぞよろしくお願いします。
〇夏休み期間における河川等水難事故防止について(お願い)
令和6年(2024年)8月7日に本県の高校生1名が水難事故に遭い、尊い命が失われるという痛ましい事故が発生しました。つきましては、二度とこのような事故が起こらないよう、河川等における水難事故防止の御協力をお願いします。河川を利用される場合は、水難事故の危険性に対する認識を持っていただき安全に利用していただきますようお願いします。また、農業用の用排水路及びため池への転落事故防止にも注意していただき、生徒が危険な場所に行かないように注意喚起の御協力をお願いします。河川等水難事故防止の普及啓発に関する資料を添付しておりますので各御家庭において御確認をお願いします。
〇玉名高等学校・玉名高等学校附属中学校の概要が分かる「玉校ガイド2024」のダウンロードはこちらから!→玉校ガイド2024
〇令和7年度(2025年度)入学者選抜説明会
附属中:令和6年10月12日(土)
→事前申込不要、ご案内はこちら
2021年5月の記事一覧
【全】感謝の一射
沖縄での九州総体の時のことです。公開練習間際、選手が皆、緊張やら何やらで舞い上がっているのが見て取れました。「さぁて、どうしたものか。」と思っていたところ、
「先生、荒尾の子いない?荒尾の子?」と他県の顧問の先生が声をかけてこられました。その高校は九州大会はもちろん、全国大会常連校、全国優勝の経験もある学校です。その学校の顧問の先生は、玉名高校のOBで、上位大会に進出が決まる度に、「おめでとう」メールを一番にくださいます。
部員の一人が「私、荒尾です」「何中?俺は一中出身だけど、もう一中ってないんだよね?」「今は、海陽中っていいます」etc。この後は他の6名の選手も一緒に、玉高の体育祭トークで盛り上がりました。「総責」だの「統制長」だの「人文字」だの玉名高校関係者でなければ、わからない言葉が並びます。にこやかに談笑される先生の顔を見て、その学校の部員たちは、あんぐりと口をあけてました。(練習中はとても厳しい方なので)また、他の学校もその監督がなぜ、他校の、しかも、他県の学校の選手と談笑しているのか、不思議そうに眺めていました。
でも、この先生との談笑のおかげで、選手達はいつもの落ち着きを取り戻し、公開練習での的中はもちろん、翌日の予選も20射16中、15中、計31中とトップ通過を果たし、決勝でも3位に入賞することができました。緊張している後輩たちを見かねて声をかけてくださったのですが、単に「頑張れ」とか「大丈夫」という言葉をかけられるよりも、そのときの選手たちにはとても効果的で、温かいものでした。
先週の土曜日にその先生から電話を頂きました。第一声は「大丈夫ね?練習できよるね?」。風の噂で本校のクラスターのことを聞かれて、心配になってお電話をくださいました。「対面での練習試合はできないから、せめてリモートで練習試合せんね」「少しでも実戦に近いことをすれば、選手のモチベーションも上がるよ。」と。このような時期に、全国での常勝チームから、声をかけて頂けるとは思いませんでした。先輩とは本当に、有難いものです。先輩の後輩の努力を後押ししたいという優しさに、心が温まりました。
思うように、練習ができないことを嘆いてばかりいることなく、このように応援してくださる方の思いに応えていきたいものです。練習でも、大会でも、感謝の思いを込めて、一射一射大切に引きたいと思います。