カテゴリ:機械科
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol37 最後の実習!!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
12月16日(金)は、イノシカハンターズの最後の活動となりました。今日はKKTさんが取材に来られ、1日密着していただきました。放送は12月22日(木)のテレビタです。17:00から17:30のどこかで放送があるそうなので、ぜひご覧下さい。
午前中は頭石(かぐめいし)へ箱罠を設置し、狩猟免許試験の勉強を行いました。頭石への道すがら、材木を切り出している現場に遭遇しました。木を伐採した後は苗を植えるそうですが、その苗の新芽をシカが食べるので、非常に困っているとおっしゃっていました。
午後は、箱罠とくくり罠の製作を行いました。どちらも製作には慣れているので、取材もそつなく行うことができました。
今日でイノシカハンターズの活動は最後となりました。様々な経験を通して、大きく成長できたと思います。定期的な発信は最後となりますが、お知らせすることはまだまだあります。今後の発信も楽しみにお待ち下さい。私たちの罠が役に立つのは嬉しいですが、いつかは使わなくてもいい日がくることを願っています。
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今まで学んできた知識と経験を活かし、設置をスムーズに行うことができました。この一年間、初めての経験をさせていただきました。猟に行ったことが一番印象深いです。命の尊さ、命のありがたみは、イノシカハンターズでしか味わえなかったことなので、改めてイノシカハンターズで良かったと感じています。一年間ありがとうございました。」
「今回、最後の課題研究でした。これまでの研究を振り返ることのできる、まとめとなる活動でした。テレビの取材もあり緊張しましたが、一年間の経験をもとにスムーズに作業を行うことができました。4代目はくくり罠と箱罠の製作を主に取り組んできましたが、5代目は私達の意志を継いで、囲い罠の製作や様々なプロジェクトに参加し、水俣・芦北の鳥獣被害対策の柱になって欲しいと思いました。」
【機械科】鞴祭りを行いました。
11月29日(火)13:30から、鞴(ふいご)祭りを行いました。
鞴祭りとは「鞴」の労をねぎらい、火の安全を祈願して安全に実習を行えるように祈願するものです。今年は機械科職員の井上先生が神主を務められ、見事に大役を果たされました。今後も安全第一で実習を行い、技術向上に努めます。
※鞴とは、金属加工や精錬時に用いられる送風器のことです。
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol36 みかん収穫体験!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月25日(金)は、イノシカハンターズの活動を支援していただいている福田農場様にて、みかんの収穫を体験させていただきました。
今年はみかんの生育にとって良くない気候が続き、みかんができなかったと言われていました。初めて行う収穫作業は楽しいものでしたが、コンテナいっぱいに入ったみかんは20kgにもなり、運ぶのに苦労します。また、高いところや葉っぱの陰に隠れているみかんの収穫は思っていたよりも大変で、農家さんの苦労を、身をもって体験することができました。農家さんが愛情を込めて作った食材を鳥獣から守るのが、私たちイノシカハンターズの役目です。来年の1月にある、わな猟の免許試験に向けて、試験勉強と罠製作を両立して頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「収穫という単純な作業でしたが、手作業で収穫するのはとても大変でした。大事に育てた作物をイノシシやシカに荒らされてダメにされていると思うと、イノシカハンターズで対策しなければならないと、実際に体験してみて改めて感じる機会となりました。」
【機械科】専門高校生徒の研究文・作文コンクールで研究文・作文の優秀賞W受賞
令和4年度産学懇談会にて、熊本県産業教育振興会様より専門高校生徒の研究文・作文コンクールの表彰を受けました。
研究文「私たちのそさえてぃ5.0」優秀賞「櫻井精技賞」
作文「ものづくりで学んだこと、変われたこと」優秀賞「平田機工賞」
研究文は昨年度の課題研究の取り組みをまとめたもので、機械科イノシカハンターズが受賞しました。
作文は機械科3年5組鶴田さんが高校3年間取り組んだものづくりを通して成長できたことを文章にしました。
日頃の頑張りが、結果として出てきてうれしい気持ちです。生徒にとって自信になります。
今後とも水俣高校機械科をよろしくお願いいたします。
一緒にものづくりをしましょう!
【機械科】いのしか日記 Season4 Vol35 残りの活動もわずか!ラストスパート!
こんにちは!!イノシカハンターズです!!
11月11日(金)は、それぞれの罠の製作を行いました。KABさんに取材に来ていただき、取材も行っていただきました。
ようやく箱罠の作り方にも慣れてきたところですが、今年度の箱罠製作は今作っているもので最後となるので、丁寧に作り上げます。
くくり罠は動画制作をしたおかげで手順を覚えられ、他のメンバーにスムーズに教えることができました。芦北高校林科ハンターさんにもしっかり教えられるよう、動画も参考にしながら手順を覚えます。
今日は他にも素晴らしい製品ができました!レーザー加工機を用いた製作を行っている班に注文をしていた製品で、直径200mmのイノシカハンターズのロゴです。ロゴデザインを手作業で丁寧に入力し、ステンレスの板をレーザーで切り出してもらいました。このロゴを私たちの活動場所に掲げ、より一層気合を入れて活動を行っていきます!
また、令和4年度「専門校生徒による研究文・作文コンクール」熊本大会において、優秀賞をいただきました。これからもイノシカハンターズの活動を発信し、鳥獣被害対策を頑張ります!
“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”
今日のひと口(班員の感想)
「今回はくくり罠の製作方法について、班員に教えました。自分でやるのとは違い、どうすれば分かりやすく伝わるかを考えながら作業するのが難しかったですが、工程をしっかりと理解して教えることが重要だと分かりました。土台となる部分は塩ビパイプを切って使用しますが、のこぎりだと時間がかかるので、工作機械を使いました。手作業では多くの手間と時間がかかり、猟をする大変さを改めて感じました。こういった手間を少なくできるよう、今後も研究を頑張ります!」