学びの季節を迎えて

 文化祭「龍鳳祭」を11月15日(金)から16日(土)に開催し、にぎやかで多彩な御船高校の学校文化を発信できました。外部から特別ゲストを呼ぶことなく、生徒主体の手づくりの文化祭でした。そして、PTAバザーには50人を超える保護者の方が協力してくださり、肉うどんやカレーの調理・販売に加え、餅つき実演も行われました。また、地域の中学生や住民の皆さんが大勢来校され、笑顔の交流が見られました。

 一方、自分の夢を追い求める生徒たちは「龍鳳祭」に参加できず、それぞれのスポーツ、文化の大会に出場し、活躍しました。この「校長室からの風」で紹介した見﨑真未さん(2年生)は、11/17(日)に開催された「第39回大分国際車いすマラソン大会」のハーフマラソン部門において、1時間15分37秒の記録でカナダやロシアの有力選手をおさえ、優勝を飾りました。高校生パラ・アスリートの快挙を称えたいと思います。

 また、同じく11/17(日)に福岡市で開かれた「ジャパンマイコンカーラリー九州大会」に出場した本校マイコン制御部マイコンカー班(選手7人)も健闘し、アドバンスクラスで谷口君、カメラクラスで中村君が上位入賞を果たし、来年1月の全国大会進出(北九州市)を決めました。「マイコンカーラリー」とは聞き慣れない競技だと思います。私も10月20日(日)の県大会(八代工業高校)で初めて観戦しました。小さなコンピュータ(マイクロコンピューター)を搭載した車を自分たちで製造し、規定のコースをコンピュータで読取り自走するもので、最も出場者が多いアドバンスクラスは十数秒でレースが決着します。ロボット班と並び、本校電子機械科の面目躍如の部活動です。

 文化祭「龍鳳祭」を終え、校内の空気が変わりました。秋が深まり、学校全体が落ち着いた感じです。昨日の11月20日(水)には人権教育講演会を7限目に実施しました。今年度は水俣病問題をテーマとし、水俣市から胎児性水俣病患者で「語り部」(水俣病資料館)として活動されている永本賢二さんをお招きしました。次代の社会の担い手となる高校生に対する期待を込め、永本さんは支援者の葛西さんと対談形式で歩んでこられた道を語られました。水俣病問題から私たちが学ぶことはたくさんあると思います。人権意識や環境を大切にした社会のあり方など、改めて深く考える契機となりました。

 御船高校の象徴の「天神の森」の紅葉も見頃です。来週、11月27日(水)から2学期期末考査が控えています。生徒の皆さん、学びの季節です。

           人権教育講演会の様子