電子機械科ブログ
【電子機械科】龍鳳祭(文化祭)にクレーンゲームが!
11月11日(土)本校において龍鳳祭(文化祭)がありました。
電子機械科では、先日県大会に出場したアイデアロボットとマイコンカー、それにクレーンゲームを使った展示を行いました。
UFOキャッチャーの景品には、体験入学で好評だったクレーンゲームミニとアクリル板を利用したオリジナルキーホルダー、レーザー加工機でカットした木製キーホルダー、ちょっとだけステッカーにしました。
クレーンゲームミニは昼過ぎには30個準備した景品がつき、その後急ぎ追加したものもすぐになくなってしまいました。キーホルダーも好評で一般公開の時間だけでは足りないくらいでした。大人から子供まで多くの方に楽しんで電子機械科のことを知ってもらえる機会となりました。
【電子機械科】マイコンカーラリー熊本県大会
10/22(日) 県立八代工業高等学校でジャパンマイコンカーラリー熊本県大会が行われました。
電子機械科からは3年生の課題研究班4人が出場しました。
マイコンカーとは、決められたコースをセンサで読み取り自動で走行する自動車で、1から自分たちで手作りします。
それぞれが、あるときはプログラムを考え、あるときは動画を撮影し上手くいかないなところの確認と改善策を検討し、あるときは走行データを眺めながらタイムを短縮できるところを探して走りにいかすなど、それぞれが頭を使って主体的に挑戦していました。
結果、最高BEST8に入る生徒もいるなどそれぞれが挑戦者として頑張ったと思います。次は九州地区大会です。御船高校電子機械科の名をとどろかせて欲しいところです。
【電子機械科】水中ロボット大会入賞!
こんにちは!電子機械科です!!
マイコン制御部ロボット班のうちの有志2人が、
10月7日に神戸市のポートアイランドスポーツセンターで行われた日本最大の展示会である
テクノオーシャン2023の水中ロボット競技会に参加してきました。
バッグには、家庭科の先生に作っていただいたミフネコぬいぐるみをつけて出発です。
広々とした会場です。
時間が限られているので準備場所からダッシュで会場(右の建物)で競技を行うために向かいます。
規定であるA4サイズ(210mm×297mm)の青枠内に入っていないと試合に出ることができません。(高さは無制限)
無事検査に合格して試運転です。
前日までまともに浮くことができませんでしたが改造して浮くようになりました。
試合のルールは5分間にプールのごみを回収して左にある洗面器に移した個数で競います。
準備を終えたら試合開始です。なかなか水中のごみを回収するのは難しいです。
結果は上位3チームに入ることができませんでした。
しかし、もう一つの課題である海洋ごみ問題とその取り組みに関するレポートにおいて
もっとも良かったということでベストポスター賞をいただくことができました。
勝利の神様は、我々を見捨てませんでした。
大会委員長である、九州工業大学の石井和男教授から表彰していただきました。
ミフネコTシャツを着て頑張りました!
試合後は同時開催のテクノオーシャン2023の展示場見学を行いました。
世界のトップクラスをひた走る、日本の海洋技術を知ることができました。
今回は、我々の挑戦に対して応援していただきましてありがとうございます。
防水での技術、バランス取り、最後まで最善を尽くす心など
多くのことを学ぶことができました。
次は熊本県ロボコンに向けて頑張ります!
それまで、ご安全に!!
【電子機械科】木造電気自動車を作っています
電子機械科3年生が課題研究で電気自動車を製作しています。
モータから手作りです。下の写真は電線を巻いている様子です。
414回巻いています。電線の間隔を詰めて巻かないといけないので
結構大変です。
今回は車両は木造です。使わなくなったら自然に戻る材料を使おうとしています。
普通は鋼やアルミニウムを使います。
高級なマシンはカーボンファイバープラスチック製です。
NCルーターでコンパネ材を切断してフレームを作りました。
組み立てていきます。
現在はこういう状況です。早く走らせてみたいです。
【電子機械科】電気自動車講習会
こんにちは!御船高校 電子機械科です!!
8月25日に、電子機械科2年生7人が、電気自動車やモーターについて学ぼうと
大学と企業の見学に行ってきました。
まずは崇城大学情報学部の坂井栄治学部長の研究室を訪問しました。
こちらがエネルギーエレクトロニクス研究所です。
この2階に熊本県内で唯一、自動運転車両を開発されている研究室があります。
気さくなお人柄の坂井先生から自動運転車両の開発の歴史から教えていただきました。
そして現在、エコ電カーレースに出場している車両を見せていただきました。
手前の小さい車で実験を行い、奥にある自動車に進まれたそうです。
説明の後に、生徒からは、プログラムについてや、ノイズ対策について、
大学生活についての質問が出ていました。
坂井先生は丁寧に説明してくださいました。
坂井先生、お忙しいところありがとうございました。
続いて熊本市西区にある熊西オートさんを訪ねました。
熊西オートさんは日本EVクラブの九州支部として活動されて、
日本でも有数の電気自動車づくりの企業さんです。
毎年10月初旬に行われる電気自動車レースの主催者でもあります。
店主の上田さんからモータの面白さや、展示されているレース車両から
エンジンを下ろして、電気自動車にした車体について説明していただきました。
レース車両は思っていた以上に大きかったです。
他にも、国産初の量産電気自動車である日産LEAFや最近の電気自動車SAKURAも
見せていただきました。
上田さんからは「レースに参加すると学ぶことが多いです。よろしくお願いします。」
とのことでした。上田さん、お忙しい中対応していただきましてありがとうございました。
生徒たちは、日頃見ない工場や研究室を見て、お話を伺うことで、知的好奇心が
さらに増したようです。
学校に戻ってからマイコンカー作りとロボット作りに向かっていました。
【電子機械科】頑張れグローバルチャレンジ!
9月に熊本県主催の高校生グローバルチャレンジ事業が行われます。
この事業は、熊本県の工業と福祉を学ぶ高校生が台湾に行き、現地の工業や福祉の現場を体験し、
地元高校生との交流などを通して知見を広めようというものです。
本校からは電子機械科の西口さんが応募して、書類審査と面接試験を経て、
参加者に選ばれました。
そこで御船高校同窓会と育友会から今後の活動助成ということでお祝い金が贈呈され
ました。
現在は英語と中国語を勉強する一方で、成果物を披露するために旋盤で作品作りも
行っているそうです。
校長先生からは、
「この事業を通じて現地の友人を作り、英語で連絡を取り合うなど、世界を広げて
いってください。そしてロボット技術者になるという西口さんの夢をさらに大きい
ものにして、現実のものにしてください。」
と激励されました。
御船高校は頑張る生徒を応援し続けます!
【電子機械科】水中ロボット講習会に参加しました
こんにちは!電子機械科です!!
マイコン制御部ロボット班所属の2年生が10月に神戸で行われるテクノオーシャン2023の水中ロボット競技会に参加します。
事前講習として、ロボットの制御について北九州高専の松尾准教授様と長崎総合科学大学の佐藤教授様から講習をしていただきました。全国の高校、高専の方と同時にZOOMというリモート会議アプリを使っての実施です。
そして最後のほうではこのような回路を組んで、プログラムを組んで
携帯電話でモータを動かすことに成功しました。
写真の右側にある携帯電話のボタンを動かすと赤いモーターが動きます。
これから大会に向けて機体を作っていきます。
高校だけでなく高専も参加するのでレベルの高い大会です。
自然と気合が入ります。
日本一を目指して頑張ります!
【電子機械科】小型車両特別教育
こんにちは!電子機械科です!!
8月3日、4日に電子機械科で希望者を対象に小型車両の特別教育が行われました。
1日目は講義を受講し、本日実技を行いました。とても暑い中でしたが、生徒たちはとても楽しそうに実技講習を受けていました。
キャタピラー九州の先生方、ありがとうございました!!
【電子機械科】川端木工所様より木材を提供していただきました
こんにちは!電子機械科です!!
御船町には川端木工所という木製建具の製造や取付などを手掛けられている木工所があります。
今回は、この川端木工所様より大量の木材(車に積めるだけ積めました)を提供していただきました。
本校にはNCルーターと呼ばれる大型の木材加工用のデジタル産業教育機器があります。
今年に入って特に使うことが増え、木材の入手には大変苦労しておりました。
今回、当面は使いきれないほどの木材をいただき、これからまた新たなものが作れそうです。
「またいつでも取りにおいで」と快くお話しいただきましたので、どんどん使って生徒にいろいろなものを開発して欲しいと思います。
川端様と
後ろにも積み上げています
本校のNCルーター
【電子機械科】7/28は体験入学!
こんにちは!電子機械科です!!
7月28日は御船高校の体験入学でした。
午前中は、全科の説明や見学、ちょっとした体験があり、午後からは、電子機械科でものづくり体験を行いました。
事前予約されていた方以外にも体験希望があり、当初予定の1.7倍程度の希望者で午後の体験を行いました。
事前予約を優先的に、安全性に配慮して人数を絞って体験して頂いたため、希望に添えなかった中学生もいたかもしれません。
今回の体験は、御船高校電子機械科の勉強内容のごく一部です。
電子機械科に入学すると3年間ずっとこれらの経験が出来ます。
是非来年電子機械科に来ていただくことを楽しみにしています。
(中学生の顔写真を出すことが出来ませんので今回は製作したものをご紹介します。)
午前(展示や説明したもの、全部見つけられたかな?)
3Dプリンタで作ったモデルガン
3Dプリンタ、レーザー加工機で製作した直径1mのものもつかむことが出来るUFOキャッチャー
NCルーターで作ったペントレー、家の表札、キャンプで使えるトレー
レーザー加工機による製作物たち
「御船川下り」用いかだ
3輪自転車サムロー
ピザ窯
マイコンカー
電気自動車
ロボット
シャトルロボット 等
その他、実習設備や課題研究製作物、午後の体験の紹介
午後
⑴ NCルーター体験
NCルーターで版画の版を作って、布用インクと白いハンカチで文字やイラストを写し、オリジナルハンカチを作ろう。
⑵ マシニングセンター体験
2DCADで設計図(自分の名前)を書き、マシニングセンターを動かして、アクリル板製ネームプレートを作ろう。
⑶ レーザー加工体験
2DCADで設計図(UFOキャッチャーのつめの部分)を書き、レーザー加工機でアルミ板を切り取り、最後にUFOキャッチャーを完成させよう。
⑷ はんだ溶接体験
はんだ溶接を体験し、ステンレスのネジやボルトを溶接して、ボルトマンを完成させよう。
⑸ マイコンカー体験
電子工作とマイコンカーの組み立てを行い、簡単なプログラミングを書き込んでマイコンカーを走らせよう。
(これらの作品は、令和3年度総額1億3000万ほどの予算を使って導入したデジタル産業教育機器を使って製作しました。)