校長室(管理職)ブログ
2026年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
保護者の皆様、地域の皆様、そして本校を支えてくださっているすべての関係者の皆様に、心より新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、本校創立60周年という大きな節目の年を迎えることができました。
記念行事の実施にあたりましては、保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様をはじめ、多くの方々から温かいご支援とご協力を賜りましたこと、改めて深く感謝申し上げます。
60年にわたり本校が大切に積み重ねてきた教育の歩みは、多くの方々の支えによって築かれてきたものであり、その重みと責任をあらためて実感する一年となりました。
また、本校の教育実践が評価され、全国レベルでの表彰を受けることができたことも、大きな喜びであり誇りです。これは、日々子どもたちと向き合い、一人一人の可能性を信じて取り組んできた教職員の努力はもちろん、学校とともに歩んでくださった保護者・地域の皆様のご理解とご協力の賜物であると考えております。
3学期始業式で、本校の校訓である「じょうぶで、明るく、粘り強く」について、子どもたちにお話をしました。この言葉は、子どもたちが学び、成長していくうえでの大切な指針であると同時に、私たち教職員自身の姿勢でもあります。
困難なことに直面しても、心と体を健やかに保ち、前向きに、そしてあきらめずに挑戦し続ける・・・。その姿を、これからも子どもたちとともに大切に育んでいきたいと考えています。
2026年も、子どもたち一人一人が安心して過ごし、「できた」「わかった」「やってみたい」と感じられる毎日を積み重ねていけるよう、教職員一同、心を込めて支援してまいります。
本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
皆様とご家族にとって、笑顔あふれる一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
令和8年(2026年)1月
校長 後迫貴利子
年始挨拶
新年あけましておめでとうございます。
元旦から三が日、晴れ渡る青空が広がり、令和7年は穏やかに幕を開けました。今年は巳年です。へび年というと子どもたちが怖がるのですが、へびは脱皮を繰り返し、これまで被っていた皮を脱ぎ捨てながら成長していきます。そのことから新たなスタートや再生の象徴とも言われています。今年、松橋支援学校は開校60周年の記念すべき年を迎えます。学校も還暦を迎える年なのです。60年の歩みを振り返り、これからの未来を築く大事な一年になります。
夏から始まった大規模な改修工事もいよいよ大詰めです。学校の至るところを掘り起こしていったユンボが、今日、学校に別れを告げました。教室の窓から毎日眺めていたたくさんの工事車両がトラックに積まれて出ていきました。大きな音にビクついていた子どもたちでしたが、たくさんの工事関係者の方々の作業の様子も見ながら、時間を共有していたので、今となっては寂しい気持ちが芽生えているのではないでしょうか。保護者のみなさまには送迎に大変ご迷惑をおかけしていましたが、ようやく舗装も進み、3月には元のように通行が可能になります。
校舎の老朽化が進み、歴史と伝統を刻む松橋支援学校ですが、子どもたちの笑顔でいつもキラキラ輝いています。今年一年が子どもたちや保護者、職員にとって幸多き年になることを心から願っています。
年始挨拶
新年あけましておめでとうございます。
年明けから大きな災害や事故が相次ぎましたが、改めて命の大切さを実感し、日々の暮らしが平和に送られていることに感謝した正月でした。
仕事始めの4日、晴れ渡る青空が広がり、少しひんやりする空気を感じながら出勤すると松橋支援学校校舎入口に門松が飾ってありました。本校の技師が材料を集めて冬休みに作成した手作りです。また、玄関を入ると干支の辰のデザインの置物が飾られています。これは小学部職員の手作りですが、巳年から作り始めて、今年で12支の干支が一周したと話をしていました。正月はさまざまなことがリセットされるときです。縁起物を飾って新しい気持ちになり、幸を迎え入れる大事な習わしだと思っています。子どもたちにも紹介して、温かく見守ろうとしている職員のそんな気持ちを感じてくれたら嬉しく思います。
今年一年が子どもたちや保護者、職員にとって幸多き年になることを心から願っています。
きらり祭、児童生徒が輝くために
先日、11月11日(土)、本校では、日頃の学習について発表する「きらり祭」を開催しました。一人一人の児童生徒が学んできたことや練習の成果を自信を持って生き生きと披露しました。その様子は、トップページに掲載していますので、この管理職ブログでは、児童生徒の力を生かす教員の工夫についてお知らせしたいと思います。
1枚目の画像は、ある小学部児童のナレーション原稿です。言うべき台詞が思い出しやすいように、最初の文字に丸をつけており、また、言葉の意味がしっかり理解できるよう、イメージしやすいイラストをつけています。この原稿を使った児童は、本番でも自信をもって発表することができました。
高等部では、今年度、取り組んできた「「働くことをテーマとした学習」について発表しました。その学習の一環として紙漉きに取り組みましたが、2枚目の画像 は、材料のパルプを混ぜるミキサーを動かすため、ある生徒が使った特別のスイッチです。このスイッチは市販品ではなく、教師が部品を買ってきて使用する生徒に合わせて作成したものです。多分、より使いやすいように何度も改良を加えていると思います。このようなスイッチを使うことで、身体を自由に動かすことが難しくてもいろんな活動に参加できるようになるのです。
特別支援学校では児童生徒が持てる力を発揮できるよう一人一人に合わせた工夫をします。今回紹介したのは、その一部です。そんな私たちの頑張っていることを、保護者をはじめ、いろんな方に知っていただければ嬉しく思います。
教頭 後藤勇造
「同じ釜の飯」
本校には寄宿舎があります。現在、男子6人、女子3人が在舎しています。高等部生が最も多く6人いますが、中学部生2人、小学部生1人の合計9人です。学校が終わると舎に戻り、まずは手洗い、うがい、健康チェックを済ませて、身の回りの片づけをします。次にそれぞれ入浴を済ませて、夕食を食べます。一緒に「いただきます」をしますが、食べるスピードが異なるので、最後の小学部生が食べ終わるころには高等部生は次の活動にそれぞれ進みます。コロナで感染拡大防止のため、会話もなくパーテーションで区切られた中での食事でしたが、5月、コロナ感染症が5類に移行してからは少しずつですが、食堂から笑い声が響き、楽しく会食できる様子が伝わってくるようになりました。
寄宿舎では、将来、自立した生活を送るために、洗濯や掃除の仕方を学びます。社会性を身につけるために寄宿舎行事の司会をしたり、みんなの前で人権に関する意見発表をしたりする取組も行っています。人に自分の気持ちや考えを伝えることはとても大事なことです。寄宿舎生活を通して、人との関わり方も学んでいるのです。
そして、寄宿舎は家庭の役割もあることから、クリスマスや節分など季節の行事もみんなで楽しんでいます。先日はハロウィーンの取組で、寄宿舎生が仮装してまだ学校にいる職員に「TRICK or TREAT」とおばけに扮装した子どもたちが各職員室を回って、先生方を驚かせて楽しんでいました。
小学部から高等部まで幅広い年齢の子どもたちがいることで、年上の生徒が年下の児童の世話をしてくれたり、何か嫌なことやきついことがあって落ち込んでいる高等部生に無邪気な笑顔で笑いかけてくれたりすることで、言葉はなくても優しい気持ちになれることがよくあります。卒舎生と話す機会がありましたが、ある一定の期間ではあるものの親元を離れ、寄宿舎で生活してきたことをいい思い出として大事にしているとのことでした。もちろん、寂しいこともあったでしょうが、同じ釜の飯を食べる仲間がいて、一緒に寝食を共にしてくれる寄宿舎指導員の先生がいることで助けたり助けられたり、いろいろなことを考えたり、感じたりすることで、成長してこられたということだと思います。
これからも「松橋支援学校の寄宿舎生でよかった」と思える生活を送っていってほしいと思っています。