つなぐ・つながる・つくりだす
熊聾時々新聞
今、熊聾では・・・(その196)
2月24日(水)放課後、手話落語部の引退寄席がありました。
引退寄席は毎年校内のみで行っているもので慣例行事にもなっています。
今回の引退寄席では、今まで披露したことのないジャンルでの演目に挑戦しており、個人個人の表現力がとても生かさせていました。
また、今年度は本校手話落語部が県高等学校文化連盟から優秀芸術文化賞を受賞し、卒業生への華を添える形となりました。
今年は高等部3年生2人が引退することになります。後輩たちは歴代先輩が築いてきた熊聾手話落語の伝統を必ずや引き継いでくれることでしょう。
令和3年3月2日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その195)
2月24日、高等部3年生が卒業後を見据えて、社会人としての身だしなみ等について学んでいました。
青年期にある高3生にとっては最も関心あるところなのでしょう!とても興味深そうに、あーでもないこうでもないと言いながら、男子生徒はネクタイの結び方あれこれ、女子生徒は化粧や服装、髪形などについて話を聞いたり実践したりしていました。
さて、本日3月1日(月)は高等部卒業式です。
式への参加者は昨年同様限られていますが、職員一同、お祝いと激励と感謝の気持ちを卒業生、保護者の皆様にしっかり届けたいと思います。
令和3年3月1日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その194)
2月22日(月)、卒業を控えている高等部3年生を対象にして、ろう協青年部6人の方との交流会をZoomで行いました。
参加した青年部の方は皆私が知っている人ばかりでした。すっかり大人になり、社会人として頑張っておられる姿をみて、懐かしさと嬉しさがこみ上げてきました。
参加した高等部3年生にとって、熊聾の先輩達ということもあり、親しみをもって画面越しに楽しい交流(会話)ができていました。
毎年行っている「ろう協青年部との交流」ですが、来年度は是非学校に足を運んでいただき、この交流を続けていければと思っています。
令和3年2月26日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その193)
朝から嬉しいお知らせが本校職員から私にありました。
その報告内容は、「手話検定試験に行った時、高校1年生の生徒が手話検定1級の試験に来ていた。」というものでした。高校生が手話検定を受検するということだけでも嬉しいのですが、その高校生は小学生の頃に本校と交流を行ったことがきっかけで、ずっと本校生徒とも交流が続いているということでした。
話を聞いてみると、現在も本校が交流を行っている東町小学校出身だということを聞いて合点がいきました。障がいのある子もない子が共に学び合う教育がしっかり実った形となっていることを知り、交流及び共同学習の大切さをひしひしと感じることが出来ました。
令和3年2月25日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その192)
【防災について②】
2月17日(水)夜、寄宿舎で防災研修(舎生対象)を行いました。
寄宿舎生にとっては昼間の学校での地震避難訓練と併せて、防災について考える一日となりました。
高等部3年の舎生4人は卒業後に一人暮らしすることをイメージし、地震や火災等の災害が起きた時の対応や備えておくべきことなどについて話し合いました。また、高等部2年生以下の生徒たちは寄宿舎で火災が発生した場合の初期対応や避難経路等について舎の平面図を広げながら、活発に意見を出し合っていました。
研修の最後に、私からは高3生に向けて、「不安なことばかりを想像しがちになるかもしれないが、その不安を軽減させるためにも日頃の備えが大切である」ことを付け加え、研修を締めくくりました。
令和3年2月24日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子