学校からのおしらせ

熊聾時々新聞

今、熊聾では・・・(その186)

 【新型コロナウイルス感染防止について③】

 新型コロナウイルス感染防止の効果を上げるためには、私たちの意識と行動が最もカギを握っているのでしょうが、ハード面を充実させることで私たちの負担を軽減したり、より効果を上げたりすることに繋がると思います。

 そこで、本校では室内の二酸化炭素濃度を測る「Co2濃度測定器」と「サーモカメラ」を導入しました。「Co2濃度測定器」は職員室内2カ所と事務室や寄宿舎、会議室等に合計7台設置し、二酸化炭素の濃度を常時測定しており、換気の目安となっています。また、「サーモカメラ」は正面玄関に設置し来校者の体温測定に役立っています。

 これまでは、非接触型体温計を使って職員が計測していましたが、業務負担軽減に大いに役立っています。今、用いている「サーモカメラ」は一人ずつ計測するタイプですが、大人数を一度に測定できる機種も今度導入する予定です。

 

令和3年2月15日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その185)

 高等部3年生の自立活動の授業を参観しました。

 卒業後の大学生活、社会生活を送るうえで必要となる情報保障や手話通訳依頼、日常生活に関する最新の補聴援助機器や各種アプリの紹介と実体験の授業でした。本校の山田京子先生が制作に深くかかわっているアプリ「こえとら」(コミュニケーションツールとしての音声認識アプリ)ですが、生徒たちにあまり知られていないことは意外、残念…というか、ちょっとショックでした。(※この「こえとら」については、またあらためて解説したいと思います。)先ずは、「こえとら」について私たち教師がしっかり勉強していきましょう。

 自立活動に関しては、その内容等について随時見直しを図ってきていますが、今後も引き続き各学部の系統性を考慮した本校独自の自立活動年間計画を充実させていきたいと考えています。

 大切なことを忘れていました…。授業実施にあたり、沢山の機器や資料を提供してくださった「熊本県聴覚障害者情報提供センター」の皆様、大変ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 
令和3年2月12日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その184)

 小学部の保護者様から、「子供たちに季節の花々に触れ、『和』の文化に親しんでほしいので、定期的に小学部に花を飾ってもいいですか。」との嬉しいお申し出がありました。そして今、幼小棟2階踊り場に季節の生け花(第2弾)を飾ってくださっています。

 階段を上っていくと必ず目に留まる位置にありますので、是非とも生け花を愛でてください。すらりと伸びている枝を見ると、こちらまで自然と背筋がピンとなりそうです。

 お母さま方の優しいお心遣いに心より感謝いたします。

 令和3年2月10日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その183)

 まだまだ寒さは残っていますが、暦の上では立春を迎えました。

 短い周期で空模様が変わっていますので、これから少しずつ季節の移り替わりを感じることができるでしょう。

 早速、幼稚部では春を探しに出かける計画が立てられているようです。

 ちなみに、校長公舎の梅の木も一早く春の訪れを感じさせてくれています。今からしばらくは見頃ですので、どうぞお見逃しなく!

 
令和3年2月9日        
熊本聾学校 校長 五瀬 浩  

今、熊聾では・・・(その182)

 2月4日(木)、小学部たんぽぽ学級では「なわとび大会」を行いました。

 種目は「前とび」「後ろとび」「あやとび」「交差とび」そして「ながなわとび」でした。主に体育の授業の中で練習してきましたが、その成果を出そうと、どの子もそれぞれの目標を定めて全種目に一生懸命挑戦していました。新記録も続々と出てきて練習の成果が見事に表れた「なわとび大会」となりました。御家族や熊本ライトハウスの先生方に御覧いただけなかったのがとても残念です。

 来年度は小学部全体での「なわとび大会」が実施できることを願っています。

 
令和3年2月8日         
熊本聾学校 校長 五瀬 浩