西高野球部

 本校野球部は、学校創立2年目の1976年(昭和51年)5月に創部されました。創部10年目の第67回全国高等学校野球選手権熊本大会では初優勝を果たし、1985年(昭和60年)の夏の甲子園大会に出場を果たしました。初戦では福島県代表の磐城高校と対戦し、73で勝利。2回戦で敗退したものの、普通公立高校で校歌を轟かせたことがあるというのは、本校野球部の輝かしい歴史でもあります。その他、夏の大会でベスト43回、秋の大会ベスト41回、RKK旗とNHK旗で準優勝1回ずつという記録を残しています。

 

新チームになり、部員数は222名、123名の合計45名(女子マネージャーを含む)で、切磋琢磨して日々の練習に励んでいます。「試合は勝負、練習は教育」の信念のもと、チャンスを平等にするために、大会直前を除いては全員で練習に取り組み、全員でグラウンド整備や片付け等を行っています。近年、高校卒業後も野球を続ける者が増え、現在、大学の体育会系野球部だけでも15人が在籍し、県内外で活躍しており、その他多くの仲間が楽しく野球を続けています。

 

 野球のスキル向上とチームの勝利が目標ですが、校訓の「清・明・和」のもと、野球を通した人間力の育成に主眼を置いており、地域貢献や基本的生活習慣の向上にも力を入れています。そのため、週末は地域の清掃活動を行ったり、野球の普及発展のために小学生との野球教室を開催したりして、様々な視点で社会を見つめることを意識しています。高校野球のレギュラーをめざす前に「社会人としてのレギュラー」をめざし、その通過点として2度目の甲子園で校歌を歌うことが現在のテーマです。

 

 中学生の皆さん、地域の皆さん、そしてOBOGの方々、是非グラウンドに見学に来てください!

 

【学校の風景と試合の様子】