建設工学科ブログ

2012年11月の記事一覧

現場見学会 H24.11.14(水)

 熊本県雇用環境整備協会の協力により、建設工学科2年生34名が熊本港ならびに熊本駅の現場見学会に参加してきました。
 熊本港では、国土交通省九州地方整備局および熊本県熊本港管理事務所の方々から「熊本港湾、空港整備に係る事業概要」について説明を受けました。その後、熊本港のガントリークレーンや主要設備を見学しました。また熊本駅では、熊本市都市建設局の方から熊本駅周辺地域整備基本計画の概要について説明を受け、熊本駅(新幹線)や熊本タワー、新合同庁舎などを見学しました。今回の見学会では、諸事情により工事現場を直接見学することはできませんでしたが、ものづくりに関わる職業について学ぶことができました。

現場見学会1 現場見学会2

現場見学会3 現場見学会4

現場見学会5 現場見学会6

現場見学会7

現場見学会8 現場見学会9

 12月4日(水)から7日(金)までの4日間、インターンシップが実施されます。こうした経験をひとつひとつ積み上げて、2年生の終わりまでには自らが進む進路を選択しなければなりません。なお本年度の3年生は、JR東海や東京メトロ、東急電鉄といった鉄道系企業5名を筆頭に、建設系や製造系の企業に合格を果たしています。この勢いで2年生にも続いてほしいと思います。

銅山川の調査8 H24.11.15(木)

 前回、銅山川の地形測量を実施し基準点を8箇所設置した。この日は、それぞれの準点から水面の高さを求めていった。スムーズに測量できるところもあれば、急斜面だったり、けものみちを少しずつ測量していかなければならない場所があり、とても苦労した。入手したデータを持ち帰り、前回の地形断面図に書き込んでいった。今後、この地図を頼りに水温や溶存酸素について調査をしていくことになる。また、これと並行して銅山川の岩石や水を採取して、水槽実験を実施していく予定である。

銅山川1 銅山川2

銅山川3 銅山川4

銅山川5 銅山川6

銅山川7

銅山川の調査7 H24.10.30(火)~11.12(火)

 9月から11月初めにかけて体育大会や球磨工フェスタ、2級土木施工管理技術検定があるため、銅山川の調査を一時中断していた。それ以降に実施したものをまとめて報告したいと思う。

 10/30(火)銅山川の水にCu(銅イオン)やFe(鉄イオン)が含まれている可能性があったためパックテスト(測定範囲Cu:0.5~10mg/L、Fe0.2~10mg/L)を使い調べてみた。調査は、魚の姿が見られないエリアに限定し、採掘坑前の第二砂防ダム、それより下流の第一砂防ダム、さらにそれよりも下流で唯一そのエリアに居住する老人宅前の3点で行った。それぞれのエリアで3本ずつ、計18本実施したが、銅イオンや鉄イオンは検出されなかった。したがって、魚がいない理由は他にあるということだ。

銅山川1 銅山川2

銅山川3 銅山川4

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 11/1(木)以前から気になっていたことだが、砂防ダムの影響で銅山川の水が滞留している箇所がある。そこには奇妙な色をした苔が繁殖し、いかにも水質が悪いといった印象である。したがって地形的な要因で魚が住めない環境になっている可能性がでてきた。そこで、次回の調査に向けて、3時間かけてみっちりミーティングを行った。それは、砂防ダムによる銅山川の水面の変化を測定するためである。広範囲な測量になるため、この日は綿密な計画(測量方法、使用機器、順序など)を練った。

 11/6(火)銅山川の水位の変化を測量するためには、まず基準点を設ける必要がある。そこで、この日は調査範囲1.3kmにわたって縦断測量(地形の高低差を測量すること)を行い、8箇所の基準点を設けた。今後、各基準点から水面の高さを求めていくことになる。なお、デジタルカメラを持参したが、バッテリーを入れ忘れたため測量風景の画像はない。

 11/8(木)前回実施した縦断測量のデータ整理を行い、地形の縦断面図を作成した。ここに、水面を高さを測量し書き込むことになる。

銅山川7
 11/12(火)悪天候のため、これまでの調査結果をまとめたり、以前、魚のいないエリアで数匹発見した謎の水生生物をインターネットで調べた。その結果、謎の水生生物はドロムシと呼ばれるものであることが判明した。

銅山川8

2年建設工学科の出し物(球磨工フェスタ)

 本年度の建設工学科2年生の出し物は、昨年に引き続き「スナッグゴルフ」と新企画「サッカーボーリング」です。準備も終盤にさしかかり、試しに蹴ってみました。ボーリング場にいるような快音が学校中に響き渡ります。何せボーリングのピンは本物を使用していますから。建設工学科のアクティビティを楽しんでいただきたいという思いで準備しました。球磨工フェスタで本物をお試しください。

球磨工フェスタ1

球磨工フェスタ2

球磨工フェスタ3