機械科ブログ

前期・技能検定「機械加工」への挑戦

8月5日(火)~6日(水)に本校機械科各工場にて、
平成26年度前期技能検定試験(機械加工)の実技試験が行われました。


機械科3年生25名が受検し、
夏休み返上で練習した成果を発揮してくれました。
    
  

※「技能検定」とは

  製造現場における様々な知識や技術・技能を評価する国家検定です。
  試験内容は学科と実技があり、合格者には「技能士」の称号が与えられます。

受検した職種は、以下の4種類で、( )内は受検した人数です。
  ① 普通旋盤(12)、② フライス盤(4)、③ マシニングセンタ(7)、④ 数値制御旋盤(2)
 

① 普通旋盤作業は、
 2時間半で、直径60mmの2本の鋼材を指示された図面通りに、100分の1という寸法精度で仕上げる試験です。
    
  


② フライス盤作業は、
 2時間半で、
45mm×65mm×80mmのブロック型の鋼材2個を、2本の工具を使って、
 指示された図面通りに、
100分の1という寸法精度で仕上げる試験です。
    
  


③ マシニングセンタ作業は、
 簡単な部品のプログラミング作業を30分以内で入力する試験と、

 「フライス盤」と「コンピュータ」が一体になったマシニングセンタという工作機械を使用して、
 与えられたプログラムを入力し、加工段取り及び疑似工具による加工を、50分以内に行う試験です。
    
  


④ 数値制御旋盤作業は、
 「普通旋盤」と「コンピュータ」が一体になったNC旋盤という工作機械を使用し、
 直径90mmの鋼材を指示された図面どおりに加工できるようにプログラミングし、
 機械に入力し、加工段取り・切削加工を、3時間以内に行う試験です。
    
  


★次回の技能検定は、来年1月~2月にありますので、是非チャレンジしてほしいです。