行事アルバム

煙の恐ろしさ、身の守り方を知ろう!火災避難訓練

写真:4枚 更新:2019/06/10 学校サイト管理者

6月4日(火)に「火災避難訓練」を実施しました。今回は、今年度初めての避難訓練となるため、各学部で事前学習を丁寧に実施し、避難訓練に臨みました。 小学部では、午後からの避難訓練に備え、生活科で『火事になったらどうするの?』という学習に取り組みました。児童に「火事って何だろう?」と尋ねると、「火」「家や学校が燃えてなくなっちゃう!」という言葉が出てきました。火事になると、大切な命や体が傷ついてしまうことを学習し、火事や地震はいつ起こるかわからないので、いざというときに落ち着いて行動できるよう、日頃から訓練を行い、安心のための『心の貯金』を貯めておくことを伝えると、小学部で取り組んでいる『心の貯金箱』を指さしたり「僕、頑張るよ!」と応えたりする児童の姿が見られました。 実験コーナーでは、透明のケースと線香を使い、煙の動きや煙が充満する速さ等について観察しました。身を乗り出して煙に注目する子供たち。観察をとおして、火事の際の避難の仕方(口と鼻にハンカチをあてる、低い姿勢で避難する)の意味を学ぶことができました。入学して間もない小学部1年生も、煙に見立てた紐をくぐりながら上手に低い姿勢で避難することができました。 午後の避難訓練では、教師の「作業棟火事!」の声や緊急放送を聞き、「お・か・し・も・ち(押さない・駆けない・喋らない・戻らない・近寄らない)」の約束を守りながら、安全に避難することができました。指導講評をいただいた上球磨消防署の消防士の方からは、改めて「煙の危険性」「水の事故への注意」等の話があり、全児童生徒が真剣な表情で話を聞いていました。 消防士の方々が帰られる際、小学部の児童3人が防災頭巾を着用して見送りをしました。自分の命を守るための防災教育を、今後も継続していきます。