熊本県立甲佐高等学校 Kousa High School
熊本県立甲佐高等学校 Kousa High School
3月1日に卒業式が行われた様子は先日ホームページに出ていますが、今回はそれに関連するこぼれ話を書きたいと思います。
甲佐高校の卒業式の2日前に、松橋西支援学校高等部上益城分教室の卒業式が行われました。毎年、生徒会が卒業生退場にかけつけてお祝いするのですが、今年は何とそこに松西のキャラクター、「ありの妖精ニッピー」を登場させようということになったのです!大きな大きなニッピー、松西本校から連れてくるのはけっこう大変でした(笑)。しかも完全極秘プロジェクトです。
式後、花吹雪と花アーチで卒業生を迎えた後、甲佐の、ある意味キャラクターである「シュンシュン」のおしゃべり、生徒会のダンス、そしてニッピー登場!ダンスの後、卒業生8名と担任2名の名前を呼んでエールを送り、これからのご活躍を応援しました。
松橋西支援学校本校の先生方、分教室の協力者の先生方、本当に多くの方の協力のもと、無事にニッピーとの共演を果たすことができました。3年生の担任の先生は気づいてなかったらしく、大成功です!ありがとうございました。
そして迎えた3月1日甲佐高校卒業式。まずは美術部、生徒会、有志による黒板アートの紹介です。恒例行事となり、年々有志も増えています。前日、3年生が帰ると同時にカラフルなチョークでクラスの先輩方を思い浮かべながら何時間もかけて描きます。今年は差し入れが多くてよかったね!(大野が朝会で催促したようになってしまってすみません)どのクラスも傑作です。とても大変で楽しい作業ですが、みんなの「すごーい!!」という声だけを想像して頑張ります。
・・・翌朝予想通りたくさん「すごーい!!!!」の声が響きました!
さて卒業式が終わり、「卒業生退場」。外では何と、分教室の生徒さん、先生方が、花のアーチを作って迎えてくれていました。よく見るとこうさおくん、こうさみちゃんがいる!お面をつけていたのは3年生担任のお二方でした。
このサプライズ返しに、3年生もうれしかったのでしょう、だれに言われたわけでもなく、1組の野田君が、「分教室のみなさん、ありがとうございました!」と大きな声で言って、続けて3年生全員で「ありがとうございました!」と挨拶しました。本当に自然に出た感謝の号令で、とっても素敵なひとときでした。違う学校ですが、日ごろの持ちつ持たれつの関係から、こんなに温かい卒業式が2つできました。松橋西支援学校のみなさん、これからも甲佐高校をよろしくお願いいたします。
そして式後、1組のホームルームでは山本先生の美声が響きます。曲は「時代」。歌詞に生徒たちへのエールの気持ちがこもっていて、じーんと心にしみました。
2組のホームルームでは小嶋先生のウクレレが響き、生徒たちが必死に合わせて歌っていました。「3年生を送る会」で1,2年生が歌った「3月9日」。やいやい言いながらみんな楽しそうでした。
3組では宮部先生がダンディボイスで思い出を語ります。集合写真もばっちり!各クラス、担任の先生のカラーの和やかな最後のホームルームでした。
卒業生のみなさん、りっぱな甲佐高校生卒業生のみなさん、遠くからご活躍をお祈りしています!
熊本県教育情報システム
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運用担当者 総務部 HP担当