「進取(しんしゅ)果敢(かかん)」~成長に向けた考動~

自ら考え、判断して、動く

 

 

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 本校は、昭和43年に当時の山鹿高等学校の商業科と鹿本高等学校の工業科を統合し、設置されました。令和5年度で創立五十六年目を迎えます。現在は、商業系学科として商業科、情報管理科、工業系学科として機械科、電子機械科の四学科四クラスで編成しており、約三百名の生徒が学んでいます。卒業生は、一万五千名を超え、幅広い業界において活躍されています。産業界からの要請に応えるべく、「創造」「礼節」「勤労」の校訓のもとに、様々な教育活動をとおして誠実で自立した産業人の育成を目指し、日々励んでおります。

 

 令和3年度から令和6年度まで、熊本県教育委員会より熊本スーパーハイスクール「クリエイトハイスクール」の指定を受け、地元自治体や関係団体等との連携・協働による地域資源を活用した探究的な学びを通して、課題解決に取り組み、持続可能な地域社会づくりに貢献する人材の育成を目指しています。

 そのため、キャリア教育の充実と確かな学力の育成により、専門的な知識・技術を高め、地元企業との連携や、本校だからこそできる商業系・工業系学科の横断的な取組をとおして、実社会で通用する実践的で発展的な学びの充実を図ります。そして、生徒の進路目標の実現や地域の期待に応える教育に取り組んでまいります。

 今年度から、かもと稲田支援学校高等部の学校生活が同じ校地で始まります。さまざまな学校行事や教育活動の中で交流し協働することで、他者を思いやる優しさや想像力を働かせた言動など、両校の生徒の成長に多くの効果が得られることを期待しています。

 

 今後も地域に根ざした教育活動を実践し、生徒たち一人ひとりが何事にも自ら進んで果敢に挑戦し、人間として大きく成長できるよう学校全体で取り組みます。地域の皆さんの御理解と御支援を賜りながら、生徒たちの夢の実現に向けて、一歩一歩前進していきたいと思います。

 

 本年度も鹿本商工高等学校をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     熊本県立鹿本商工高等学校長 藤本 隆