日誌

第28回熊本県アイデアロボット競技大会 ※動画あり

 令和3年11月7日(日)に標記の大会が行われました。昨年度は新型コロナウィルスの影響で実施されず、2年ぶりの大会となりました。

 今年の大会の最大のポイントは、人が操縦する操縦モードとマイコンで自走する自走モードを兼ね備えたロボットをつくらなければならないということです。そのロボットが5つのアイテム(ペットボトル、ゴルフボール、塩ビパイプ、CDR、バレーボール)を所定の位置に運び、制限時間3分間の中で得点を積み上げていく競技です。

 本校は第1オペレータの和田健丈くん(電子機械科3年:鶴城中出身)と第2オペレータの赤星雄斗くん(電子機械科3年:菊鹿中出身)、ナビゲータの水村來那さん(電子機械科2年:七城中出身)、メカニックの白木聖人くん(電子機械科3年:三加和中出身)・吉野優人くん(電子機械科2年:鹿本中出身)の5人で出場しました。

 県下の工業高校9校15チームが出場し、予選2回目で順調に高得点を出すことができ、予選2位の成績で通過することができました。決勝トーナメントへ進出するチームは8チームの中でもシードの2番目として好位置につけ、順調に勝ち上がればと・・・全国大会へ・・・という思いもありました。

 しかし、決勝トーナメントの初戦で2つ目のアイテムであるゴルフボールを取り込むのをミスしてしまい、リスタートを余儀なくされ、後半挽回むなしく敗退してしまいました。

 手に汗握る戦いで、ミスをしても最後まで戦い続け、素晴らしい競技をしてくれたと思います。大会では敗れましたが、大切な多くのことを学ぶ事ができました。5月の大会要項発表から6ヶ月間、エコ電部ロボット班で制作をした、きつくて、先の見えない長いトンネルであったと思います。それを部員18人で乗り切り、その中で友情の芽生えや人を思いやる気遣いなど人として成長させてくれました。そして、何よりもものづくりを通しての「達成感や喜び」を感じることができました。鹿本商工高校ではそのようなことを実感できる所です。中学生の皆さん!鹿本商工高校で「ものづくり」をやってみませんか!お待ちしています!

 熊本県アイデアロボット競技大会『アイデア賞』受賞

操縦写真

操縦センサーの調節をしている所

「アイデア賞」受賞写真

集合写真