【生活デザイン科通信】梅干し作り
今年で三年目になる梅干し作りです。
毎年、食文化の授業で、季節の手仕事の中の一つとして取り組んでいます。
5月29日手始めに梅の収穫と梅ジュースを作りました。
毎年、果樹の先生が手入れしてくださっている、きれいな青梅を収穫させていただきました。
調理室へ持ち帰り、きれいに洗ってヘタを処理し、氷砂糖と酢で漬け込みます。
生徒たちは一人ずつ持ち帰り、余った梅で学校観察用を作りました。
右は3日後、だいぶ水分が出てきましたが、青い部分も残っています。右は一週間後、氷砂糖も溶けて梅はしわしわになりました。きれいにできたので、冷蔵庫で保管して調理に使いたいと思います。
さあ次は本番です
6月5日 黄色くなった梅を丁寧に収穫します。
青梅と同じように丁寧に処理します。
漬物樽に梅と塩を交互に入れて白梅酢が上がるのを待ちます。
6月12日 学校の花壇で栽培した赤シソを収穫し、洗って天日で乾かします。
シソが乾いたら塩を入れて揉みます。アクが出てくるので、何度も揉んでアクを出します。
シソのアクは青っぽい色をしています。
これに酢を入れるときれいな赤色になります。梅干しも白梅酢の中にシソを入れるので、きれいな赤色に染まるんですね
実験も取り入れながら、梅干し作りも中盤です。
6月26日 白梅酢が上がったので、先日揉んでおいたシソをほぐし入れます。
白梅酢も年々上達しています。生徒たちは、これで梅干しが出来上がるのか半信半疑
まずはここまで、いったん期末テストを受けて、夏休み前に梅の天日干しをする予定です。
梅干し作り後編をお楽しみに