【生活デザイン科通信】防災食講座
生活デザイン科では毎年、防災についての知識を学ぶために防災食講座を開いています。
山鹿市の食生活推進員さん2名をお招きして、防災食を作りました。
まずは防災食のイメージ、災害にあったらどんなものを食べて生活するか、どんなものが作れるか、温かいご飯が食べられたらどんな気持ちか、災害現場での食の大切さについて考えました。
今日の調理法はパッククッキングです。
・一人分ずつ衛生的に調理でき、分配しやすい
・アレルギー対応がしやすい、量ややわらかさも個人に合わせられる
・温かいご飯が食べられる
・食器や鍋洗いが不要
以上のような利点があるうえに簡単です。さっそく調理を開始しました!
パッククッキングは言葉のとおり袋の中に食材と調味料を入れて調理します。
皆、袋に入れるだけの調理に半信半疑
袋に入れた材料を湯せんにかけます。それぞれ20~30分で出来上がりました。
ごはんも湯せんで炊いて、具材を混ぜます。
袋とお湯だけであっという間に完成しました。
今日の献立は・・
・コーンとツナの混ぜご飯
・わかめ汁
・かぼちゃのカレー煮
・ココア蒸しパン
実際は紙コップや袋のまま食しますが、今回はお皿に盛りつけて!
災害時にこんな食事が食べれたら気持ちもホッとできるでしょうね。
食事をしている時間を利用して、災害に備える方法について講義していただきました。
どんなものを準備しておくとよいか、自分に必要なものは何かなど、災害時だけ特別ではなく、いつもの日常に取り入れる工夫が必要です。ということを教えていただきました。