味覚調査を実施しています

現在第二高校では「より高度な体験を」ということで
県立大学・尚絅大学のご協力を得て
味覚調査を実施しています。
これまで5年間、SSHの一環として科学家庭で実施してきた事業ですが、
今回は1年生全員が、この貴重な体験をしています。

大学での研究の方法や官能検査の体験、
あわせて食物摂取頻度調査も体験し、結果を分析していただいています。

意識して「味わう」ということがなかなかない日常生活の中で
「味わう」ことの大切さに気付く体験となっているようです。

【生徒感想より(一部抜粋)】
*最初に飲んだ赤いシールがついたコップの方は、かつおだしのような味がしておいしかった。青いシールの方は、つまんない味がして、あまり好きではなかった。

*今回の調査を通して、自分の味覚について考え、感じることができた。これからの食事では、食材の繊細な味付けも味わいながら、味を楽しみたいと思った。

*味覚というものを意識して、物を食べる・飲むということを、あまりしていませんでしたが、今回味覚調査をして、甘い・苦いなど、それぞれきちんと味が違うことを感じることができました。味わい比べでは、自分がどのような味を美味しく感じるのか、どっちをうすいと感じるのかなど、知ることができました。これから何か飲食するときは、味覚を意識したいです。

*味によって(濃度が変化すると)感じ方が変わるということを感じて、面白かったです。いつも感じている味でも、こうやって飲み比べて考えると、結構わからないものだなと思いました。普通の授業ではできないような体験ができて、とても楽しかったです。