1年生講演会 ジェーンズ邸再生プロジェクト

 第二高校の総合的な学習の時間は、SSH第4期スタートに伴い、普通科がGR(グローバルリサーチ)、美術科がAS(アートサイエンス)、理数科はSS(スーパーサイエンス)と学校設定科目となっています。
 SSHと言えば科学的探究能力の育成が大きな目標となりますが、普通科・美術科に関しては理数科のような膨大な実験の時間をとることはできません。ですから、理数科の成果を参考にして「課題発見・課題解決」のプロセスを経験することで科学的探究の基礎を身に着けることをGR・ASの目標としました。

 そこでお手本として登場していただいたのが熊本県立大学の学生さんが立ち上げた「プロジェクトJ」の皆さんです。プロジェクトJは熊本地震で被害を受けた熊本の文化財を保護するために、学生でも、学生だからこそできることを考え行動しました。

 総合管理学部と環境共生学部の学生さんが互いの特徴を生かした活動を報告してくださいました。

 講演中の生徒たちの様子は、目がキラキラして話に引き込まれているようでした。最後に「自分にも何かできそうだと思った人!」と問いかけましたら、ほとんど全員が手をあげてくれました。一時間の講演でこんなに人は成長するのですね。
 プロジェクトJの皆様、熊本県立大学様、貴重なお話ありがとうございました。
 また、このプロジェクトで頒布されるペーパークラフトは家庭科の授業で制作します。こちらも楽しみですね。