理数科 江津湖環境学習
第二高校理数科は、江津湖の環境学習を通して、環境保全の意識の高揚に努めています。これは平成6年から継続して行っている課題研究で、一昨年にその活動が評価され、『肥後の水とみどりの愛護賞』を受賞しました。今年も6月5日に理数科1年の42人が環境学習に参加しました。
活動内容は、上江津湖7ヶ所の定点の水質を、化学的および生物学的な調査方法で評価することです。具体的に言うと、水中の硝酸態窒素濃度、リン酸態リン濃度、化学的酸素要求量(COD)、水素イオン濃度(pH)などの測定といった化学的調査、また区画法による指標生物の分類同定および個体数の測定といった生物学的調査です。
当日は、調査後半に雨が降り出し、悪条件での実習となりましたが、42人の1年生は熱心にそして楽しみながら江津湖の自然を感じました。
理数科1年(A班)
理数科1年(B班)
区画法による水生動物の採集の様子
湧水地近くの水
水生生物を分類同定する様子
午後からは実験室で、採集した水生生物の分類同定を行いました。水生生物の同定には苦労しました。今後は調査結果をまとめ、各テーマごとに発表します。