野球部 熊本県立大学と共同研究

熊本県立大学 環境共生学部 食健康科学科 松本研究室では、運動生理学の研究に取り組まれています。野球部のマネージャーで平成23年度卒の鎌木 萌さんが、松本研究室に在籍しているご縁で、今回、研究のお手伝いをすることになりました。

テーマは『周辺視野の拡大トレーニングによる野球技術の向上』です。
打者の手元で鋭く曲がる変化球を最後まで見る。
ピッチャーの投球とランナーの盗塁スタートを同時に見ながら打つべきか判断する。
イレギュラーバウンドしたボールを見失わない。
など、野球は、広い視野が求められるスポーツです。
そこで今回は、視野拡大トレーニングの有効性を評価しました。
速読などを用いた周辺視野拡大トレーニングを約3週間取り組み、その前後で野球技術が向上したか検証します。(具体的には変化球でのバント成功率を測ります。)また、野球技術とは別に、周辺視野をチェックするテストでも検証します。

昨日、今日の2日間で、3週間のトレーニングを終えたあとの評価テストを行いました。
詳しいデータ検証はこれからですが、どのような研究成果が出るか楽しみです。

なお、本日の練習試合(有明高校)は雨天中止となりました。


野球部卒業生の鎌木さんと熊本県立大学の松本先生

野球技術(バント)の評価テスト

周辺視野の評価テスト

速読の評価テスト