生物部 牡丹を植樹しました!

 先日、ボタン(牡丹)が4株届き、玄関前の芝生に3株、生物室前の花壇に1株を植えました。春の暖かさで蕾は直径5cm程に大きく膨らみ、もうすぐ開花しそうです。

 第二高校に以前勤務された生物の先生が生物室前にボタンを植えられ、きれいな花をしばらく咲かせていたそうです。しかし、現在、生物室前にはボタンの姿はなく、いつからかその姿は確認されていませんでした。

大きなピンクの蕾をつけたボタン

管理棟玄関前に植えられたボタン

大きな蕾(もうすぐきれいな花が咲きそうです)

 ボタンは、ボタン科(Paeoniaceae)ボタン属(Paeonia)の落葉小低木で、学名はPaeonia suffruticosaです。中国西北部が原産で、本来は薬用として利用されていましたが、牡丹の花が「花の王」として愛好されるようになり、観賞用として普及したようです。現在では多くの園芸品種があり、花の大きさや美しさは、まさに「花の王」のようです。薬用として利用されていましたが、薬用成分はペオノールといい、抗炎症、鎮痛などの効能があるようです。また、根の樹皮部分は「牡丹皮(ぼたんぴ)」として、漢方薬の原料にもなっています。

生物室前の花壇に植えたボタン