健康教育室アーカイブ

理科・実験 教室の二酸化炭素濃度測定

先日、学校薬剤師の先生に教室内の二酸化炭素濃度を測定していただきました。
3クラスに協力してもらい、換気による二酸化炭素濃度の変化をみました。
 ①休み時間に換気をして、授業中も四隅の窓を開けておく
 ②休み時間に換気をするが、授業中は窓を閉めきっておく
 ③休み時間に換気をせず、授業中も閉めきっておく
どんな結果が出たと思いますか!?

 ①は、基準値の1500ppmを超えない環境が保たれていました。
 ②は、授業開始直後は800ppm以下でしたが、20分後には1200ppm、
  45分後には1600ppmと、授業の最後には基準値を超えました。
 ③は、授業開始直後から基準値オーバーの3200ppm
  15分後には、4000ppmを超えて測れない値になってしまいました。
  そこで、窓を開け換気したところ、徐々に値は下がり、休み時間に全ての窓を
  開放すると1000ppmになりました。

高校生は肺活量が多く(小学生の約2倍)、30分以上経過すると二酸化炭素が充満します。
休み時間には窓を全て開けて、換気をしましょう。
授業中は、ちょっと寒いかもしれませんが、四隅の窓を開けましょう。
クラス全員で、協力しましょう!!