美術科「熊本市現代美術館バブルラップ展」見学

 美術科1・2年生希望者53人で鑑賞してきました。12月26日の活動なので、今掲載するのは心苦しいのですが、非常によい時間となりましたので紹介します。

 この展覧会は世界的に活躍する現代美術家 村上隆さんが、御自身のコレクションをもとに展覧会を企画されたもので、「バブル経済期を中心とするアートムーブメントを軸に、1990年以降の陶芸芸術を合わせて俯瞰することで、戦後の現代美術を捉えなおそうという非常に意欲的な試みです。(熊本市現代美術館HPより)」

 冒頭部分から、専門書や美術雑誌でよく見かける作品を目の当たりにして感激し、村上さんの陶芸のコレクションのゾーンではアートとは何かを考える時間となりました。

 写真撮影可の場所もあり、自分自身がアートと一体化したような錯覚を感じる機会となりました。この展覧会は3月3日までです。(このHPに掲載した写真は撮影許可の場所です。)

 大人数だったので学芸員さんお二人からレクチャーがありました。展示だけでなく「学芸員」というお仕事にも強いあこがれを持った生徒たちもいました。お忙しい中ありがとうございます!

 自分たちもアートの一部になりそうな瞬間でした。

 将来様々な立場から美術の学びをいかし活躍するであろう第二高校美術科の生徒たち、この展覧会で美術とはその時代の課題を切り取り、(結果的にでも)時代を体現したものであること、そしてあふれる視覚情報の中から「美術」を定義づける人がいることを学ぶことができたと思います。

 ドキドキする体験、ありがとうございました。