1年生最後の講評会

2月26日、1年生最後の石膏デッサン課題が終わりました。



一週間と短い制作期間でしたが、土曜もほとんどの生徒が制作に取り組んでいました。皆、自分の持っている実力を出し切ったと思ったのではないでしょうか。

 講評会直前の昼休み、誰もいない彩画室で一人だけ作品に向かい合う生徒がいました。その背中に貪欲にうまくなりたいと思う強い意思を感じました。

 講評は美術科先生全員でした。

 1年生の締めくくりの講評として穏やか始まりましたが、終盤になると課題も浮き彫りになり、技術的な面に加えて、絵を描く姿勢、デッサンの意味、美術を学ぶ意味にまで指導の内容は広がりました。「頑張ったこと=達成感」ではなく、「頑張ったからこそ、もっとやれたのではないかと思う深い後悔と反省」、先生たちの言葉が心に刺さった時間だったと思います。
 最後は「お疲れ様」ではなく。「さあ、一から出直そう!」と新しいスタートを切ることができました。
 3月は2回1・2年合同デッサンコンクールがあります。みんなで頑張りましょう。