美術科アーカイブ

未来新聞制作中(総合的な学習の時間)

 皆さんは「未来新聞」を御存知ですか?
 将来起こるであろう出来事を想像し、新聞記事にする活動です。昨年、町おこし研修会で熊本県立大学の先生からご指導いただきました。
 熊本地震から半年、みんなはどんな未来を描いているのでしょうか?ドキドキしながら、この課題を提案しました。
 そして、ふたを開けるとこんな感じになりました。


 いい笑顔で話し合ってますね。今回は美術科だけの写真ですが、普通科もに本当に楽しそうでした。しかし、さすが二高生。ただ盛り上がるのではなく、建設的な意見交換を行っていました。
 どんな段取りで新聞をつくっているかといいますと・・・
①夏休みの宿題である現代社会のレポートを見直す。
  テーマは「18歳選挙権」「震災からの学び」「エネルギー問題」などなど
②新聞記事に再構成する。
  「見出し」→「何が起きたか(結論)」→「経緯」→「展開」→「用語、資料」
  見出しにするときはできるだけ具体的に何が起きたか考えるのがコツです。
  話題のゲームを活用したアイデアも異なる観点から複数見受けられました。
③役割分担して記事を書く。
 ここまでで授業時間3時間。結構ハードですが、およそ時間内に完成させたようです。また、新たに資料を用意する意欲的な班もありました。
 中間考査後、クラス内発表会があります。その時の記事は普通科の写真もたくさん載せますので楽しみにしてください。
 美術科の生徒たちの新聞は「アートイベントで熊本復興を目指す」など、美術と社会を関連付けた内容が多く見受けられました。
 2学期後半はテーマ研究が始まります。第二高校テーマ研究の根底にあるのは「ワクワク感」です。みんなで楽しんで科学しましょう。