美術科アーカイブ

未来新聞発表会(美術科)

 10月19日③時間目、他のクラスに先駆けて未来新聞発表会を行いました。今回の授業は熊本県教育センターの検証授業としても行われましたが、美術科の皆さんはいつも通りのいい笑顔でした。
 



 今回はワールドカフェ方式の発表を行いました。ひとつの班を留守番チームと出張チームに分け、出張チームは隣の班の話を聞きに行きます。3分間の発表の後、2分間質疑、評価カードに記入し相手に渡します。さらにもう一班の発表を聞きます。
 次に留守番チームと出張チームが交代し、同じように二つのグループの話を聞きます。最後にもとの席に戻り、いままで聞いてきた内容を共有します。これで四つの班の内容を知ったことになります。
 この方法の良いところは親密な雰囲気で発表をできるところ、同じ話を複数回することで発表の技術が上がるところ、グループを分けることで全員が発表できるところにあります。質問も最初はぎこちなかった面もありましたが、徐々に鋭い質問と回答のやり取りが見られました。
 最後にグループに戻って経験をシェアする場面は、深い信頼関係と互いに研鑽しあう姿を見ることができ、何度見ても幸せな気持ちになります。



 最後は自己評価カードに記入します。ルーブリックという評価シートを使っており、評価する内容と基準が表になっているものです。自分が達成できた項目にマーカーで色を付けると、グラフのように達成度が確認できます。



 ところで、この未来新聞の記事の中に、「第二高校出身の映画監督、震災後に熊本を舞台にした映画の第二弾制作」という作品がありました。先日さっそく本物のニュースになってましたね。現実のほうが後から追いかけてくる未来新聞、熊本の明るい未来が第二高校からも発信されることを祈っています。