1年生インターンシップ

 8月2日、3日の2日間を中心に、今年度もインターンシップを実施しました。今年は全体で38の事業所に142人の生徒が参加し、過去最大規模のインターンシップとなりました。例年どおり医療系や薬剤師、公務員の希望が多いことに加え、今年はIT関係やメディア関係の希望が多いという特徴がみられました。
 
 今年のインターンシップの振り返り、感想文は『Microsoft Forms』を用いて提出してもらうことにしています。8月10日時点で44人の生徒が提出してくれています。全ての生徒が自分の将来を考える良い機会になったと答えています。また感想文を読んでいると、充実したインターンシップになったのではないかと感じます。これを機に普段の学習はもちろん、文理選択など将来のことについても考えてもらえたらと思います。

 
 生徒の感想の一部を紹介します。

 
 今回、A広告社にインターンシップでお世話になりました。担当者さんを初めとする多くの方々が私たちにお話をしてくださったり、デザイン事務所の見学に連れて行って下さったりしました。本当に一生懸命に私たちに広告とは何かということを伝えようとしてくださり、感謝でいっぱいです。また、今回のインターンシップで広告とは今までの華やかなイメージとは異なり、地味で細かい作業、人との連携があってこその仕事だということを理解しました。担当者さんが話の中で言われたのは、仕事は人との繋がりが一番大事だということです。広告は依頼人の方とたわいもない話をしながらその人がどんな人か、どんな広告をつくりたいのかをじっくり、見つけ、考えていく仕事であり、依頼人の方にこころを開いてもらわないと良い広告はできないとおっしゃっていました。確かに、A広告社の方々はどの方もお話が面白くて、話しやすいと感じました。また、なによりも一生懸命に私たちの話を聞いてくださったり、インターンシップのプランを考えてくださったりしたことに、すごく好感が持てました。私もそんな人になりたいと思いました。今回、インターンシップに行ってなければ感じたり考えたりすることが無かったであろうことをたくさん学べました。私は、人と関わる仕事が好きだとも分かりました。今回の経験を生かして職業選択、進路について考えたいです。


 挨拶や礼儀などのレベルでなく、人としてどう生きるか教えて頂いた2日間だった。毎日の一つ一つの作業お大切にしないと、美味しい野菜は育たないこと。隠れた工夫をしないと商品は売れないこと。そして、人は他の命を殺して生きていること。その過程を誰かがやっており、消費者はその過程を知る責任があること。2日間の実習はあっという間だった。入学して1番幸せな2日間だった。今回学んだ事をこのまま終わらせては何も変わらない。心に留めてこれからに生かさなければいけない。




【インターンシップ中の様子①】


【インターンシップ中の様子②】


【インターンシップ中の様子③】


【インターンシップ中の様子④】