男テニ インターハイ日記 Vol.2


 熊本第二高校テニス部のインターハイ日記 Vol.2です。今回は、インターハイの戦績について紹介します。

【団体戦】  1回戦敗退
  熊本第二 0-3 富山国際大付
    ダブルス 宇佐美太智・木下啓也 0-8
    No.1シングルス 木村孝輝 7-9
    No.2シングルス 松本健友 1-8

【個人シングルス】  2回戦敗退
  1回戦 木村孝輝 8-2 鳥取・米子北斗
  2回戦 木村孝輝 5-8 岐阜・県岐阜商 

【個人ダブルス】  1回戦敗退
  1回戦 松本健友・木村孝輝 5-8 長野・松商学園

 個人シングルスに出場した木村の勝利を除いて、すべて初戦敗退と、悔しい思いをしたインターハイでした。同時に全国のレベルの高さにも驚きました。






 


 団体戦では、最初に登場した宇佐美・木下組はインターハイ初出場ということもあり、雰囲気に呑まれ、普段のプレーが全くできませんでした。試合の序盤にチャンスはありましたが、ずるずると相手のペースで試合が進んでいった感じでした。第1シングルスに登場した木村もインターハイ初出場でしたが、落ち着いたプレーで相手と互角に打ち合うことができました。しかし、試合後半の粘りも虚しく惜敗しました。第2シングルスの松本は、1年からインターハイに出場しており経験も豊富ですが、ミスのない相手選手のテニスに攻め急ぎ、先にミスを犯して終始先行されました。正直言って相手校が上でした。しかし、団体戦に出場した2年生にとってはいい経験になりました。

 個人戦の単複に出場した木村は、ともに第2シードの選手に敗退しました。しかし、試合後半まで接戦を演じ、十分全国でも通用するプレーを発揮しました。ダブルスに3年連続出場した松本はプレーに落ち着きがあり、平行陣の相手ペアに対し、ロブショットやショートクロスなど多彩なストロークでポイントを取りました。

 負けはしましたが、全国での経験は、強い刺激を受け、テニスに対する向上心をより強いものにするなど、選手にとって大きな財産となったインターハイでした。2人の2年生は、来年この舞台に返ってきて「1勝」を目指します。