男テニ 中国インターハイ紀行(個人戦)

 大会5日目は、団体戦と同じ会場の松江市営コートで男子個人戦シングルスが行われ、6月の県高校総体で優勝した木村選手(3年)が熊本県代表としてコートに立ちました。

 前日の練習では熊本県の選手と基本練習を行い、後半は山梨県の選手とマッチ練習を行いました。マッチ練習では、ストロークの精度を確認しながら、攻めのイメージを意識してボールを打ちました。

 1回戦の相手は第8シードで、埼玉県の選手です。格上の選手を相手に最初からギアを上げて臨みましたが、スピード、パワーに圧倒され、防戦一方の展開でした。終盤は相手のスピードにも慣れ、ストローク戦でポイントを取る場面もありましたが、1-8で敗れてしまいました。試合終了後はやりきった表情を見せ、結果はともかく、最後まで諦めないプレーを見せてくれました。

 木村選手は9月の岩手国体にも熊本県代表として出場します。このインターハイでは、全国レベルのプレーを目で見て、そして実際対戦してみて、いい勉強になりました。確かにインターハイでのプレーは以前よりも意識の高さを感じさせるものでした。今後もさらにレベルアップしてくれると思います。

 また、試合中は保護者をはじめ、熊本学園大学付属高校や熊本北高校の先生方、選手から熱い応援をしていただきました。本当にありがとうございました。九州総体もそうでしたが、インターハイでも「チーム熊本」を実感することができました。

 熊本に帰ったらまた練習です。応援よろしくお願いします。